怖い花言葉一覧30選|死・裏切り・呪いを意味する花と由来

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美しい花の中には、見た目からは想像できない不吉な意味を持つものがあります。「死を望む」「裏切り」「呪い」など、贈る相手によっては大きな誤解を招いてしまう花言葉も少なくありません。

この記事では、怖い花言葉を持つ花を意味別に30種類紹介します。あわせて、なぜそんな意味がつけられたのかという由来や、プレゼントで避けたい場面についてもまとめました。

怖い花言葉は神話や植物の性質に由来していることが多く、知っておくと贈り物選びでの失敗を防げます。意味を理解した上で花を選ぶことが大切です。

薄暗い背景に咲く黒バラやスノードロップなど怖い花言葉のイメージスケッチ
目次

怖い花言葉とは|美しい花に隠された不吉な意味

怖い花言葉とは、「死」「裏切り」「呪い」「復讐」など、ネガティブで不吉な意味を持つ花言葉のことです。同じ花でも、色や品種、文化圏によって正反対の意味を持つ場合があります。

なぜ花に怖い意味がつけられたのか

花言葉が怖い意味になる理由は、主に3つあります。神話や伝説の中で不吉な役割を担った花、植物自体が毒や棘を持つ花、そして花の見た目や咲き方が死を連想させる花です。

たとえばトリカブトは古来から毒草として知られ、その性質がそのまま「復讐」「人間嫌い」という花言葉に結びつきました。スノードロップは恋人を亡くした少女の伝説が、不吉な意味の由来となっています。

花言葉が複数ある理由(色や品種で変わる)

多くの花は、色や本数、品種ごとに異なる花言葉を持っています。同じバラでも、赤バラは「愛情」、黄色のバラは「嫉妬」、黒赤色のバラは「死ぬまで憎みます」と、まったく違う意味が割り当てられているのです。

つまり、花そのものが怖いわけではなく、特定の色や状況に限って不吉な意味を持つケースが多いということです。プレゼントの際は「花の種類」だけでなく「色」まで確認しておくと安心です。

「死」を意味する怖い花言葉【6選】

もっとも強烈で、誤って贈ると関係を壊しかねないのが「死」を意味する花言葉です。神話や伝説、植物の毒性が由来になっているものが多くあります。

白いスノードロップが寒々しい雪原に咲くイメージスケッチ

スノードロップ「あなたの死を望みます」

春を告げる可憐な白い花、スノードロップ。実は西洋では「あなたの死を望みます」という強烈な花言葉を持ちます。

イギリスの一部地域には、恋人の亡骸の上に置かれた花が雪の雫に変わったという伝説があり、死と結びつけられました。「人に贈ると相手の死を願うことになる」と解釈される一方で、本来は「希望」「慰め」というポジティブな花言葉も併せ持っており、文化圏で受け取り方が大きく分かれます。

黒赤色のバラ「死ぬまで憎みます」

赤バラは愛の象徴ですが、黒みがかった深紅のバラには「死ぬまで憎みます」という恐ろしい花言葉があります。

黒に近い赤色は、燃え尽きない怒りや執着を象徴するとされてきました。恋人へのプレゼントには絶対に選ばないようにしましょう。同じバラ科でも色によって意味が真逆になる典型例です。

ハナズオウ「裏切りのもたらす死」

ハナズオウは春に濃いピンクの花を枝いっぱいに咲かせる樹木で、「裏切りのもたらす死」という重い花言葉を持ちます。

キリスト教の伝説で、イエス・キリストを裏切ったユダがこの木で首をくくったという言い伝えが由来です。花の美しさとは裏腹に、宗教的な背景から不吉な意味が付与されています。

ベラドンナ「あなたを死なせる」

ベラドンナはナス科の多年草で、別名「セイヨウハシリドコロ」と呼ばれる強い毒草です。花言葉は「あなたを死なせる」「沈黙」など。

古代から毒薬として使われ、シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」でジュリエットが飲んだ仮死薬の原料としても知られています。植物自体の危険性が、そのまま花言葉に表れた花です。

マリーゴールド「絶望」

マリーゴールドはオレンジや黄色の鮮やかな花を咲かせますが、「絶望」「悲しみ」「嫉妬」という暗い花言葉を持っています。

聖母マリアの黄金の花という名前の由来とは対照的に、メキシコでは「死者の日」に故人を弔うために飾る花として使われています。死との結びつきが強い文化的背景があるのです。

水仙(スイセン)「自己愛・うぬぼれ」

スイセンの花言葉「自己愛」「うぬぼれ」は、ギリシャ神話の美少年ナルキッソスの伝説に由来します。水面に映る自分の姿に恋をし、そのまま衰弱して死んでしまった青年が水仙になったとされる物語です。

強い意味の「死」ではないものの、自己中心的・破滅的という否定的なイメージが根強くあります。詳しい意味や色別の花言葉は次の関連記事も参考にしてください。

「裏切り・嫉妬」を意味する怖い花言葉【6選】

恋愛や人間関係に深く関わる「裏切り」「嫉妬」の花言葉も、贈り物では絶対に避けたいものです。とくに黄色い花にはこの種の花言葉が多く見られます。

黄色いカーネーション「嫉妬・軽蔑」

母の日の定番である赤いカーネーションとは対照的に、黄色のカーネーションには「嫉妬」「軽蔑」「侮蔑」という強烈な花言葉があります。

母の日に黄色のカーネーションを贈ると相手を傷つけてしまう可能性があるため、色選びには注意が必要です。明るく可愛らしい見た目だけで選ばないようにしましょう。

黄色いバラ「嫉妬・愛情の薄らぎ」

黄色いバラには「友情」「献身」というポジティブな意味もある一方で、「嫉妬」「愛情の薄らぎ」「不貞」という怖い意味も併せ持ちます。

とくに恋人やパートナーへのプレゼントとして黄色のバラを贈ると、誤解を生む可能性があります。友人やビジネスシーンでは問題ないことが多いものの、TPOを考えて選ぶことが大切です。

カルミア「裏切り」

北米原産のツツジ科の常緑低木カルミアは、星形の可憐な花を咲かせます。しかし花言葉は「裏切り」「大きな希望」と両極端な意味を持っています。

葉や花に毒成分を含んでおり、家畜が誤って食べると中毒を起こすことから、毒の存在が「裏切り」の由来になったとされています。

黄色いカサブランカ「子供っぽい」

純白のカサブランカは「純粋」「高貴」を意味する人気のユリですが、黄色いカサブランカには「子供っぽい」「うぬぼれ」というネガティブな花言葉があります。

結婚祝いや退職祝いで人気の花だけに、色選びを間違えると失礼にあたります。大切な場面では基本的に白を選ぶのが無難です。

オダマキ「愚か」

うつむき加減に咲く可憐なオダマキには「愚か」「捨てられた恋人」という切ない花言葉があります。

中世ヨーロッパで、捨てられた恋人がオダマキを胸に飾るという習慣があったことが由来です。花の形が道化師の帽子に似ていることも、この意味につながったとされています。

ロベリア「悪意・敵意」

青や紫の小花を咲かせるロベリアは、観賞用として人気がありますが「悪意」「敵意」という怖い花言葉を持っています。

ロベリアの全草には毒があり、誤食すると嘔吐や麻痺を引き起こすことから、植物の危険性がそのまま花言葉になりました。

「復讐・恨み」を意味する怖い花言葉【6選】

恋愛のもつれや人間関係のトラブルを連想させる「復讐」「恨み」の花言葉。植物の棘や毒、神話に由来するものが多くあります。

クローバー「復讐」

幸運の象徴である四つ葉のクローバー。実は西洋では葉の枚数によって意味が変わり、ある条件下では「復讐」という意味を持つとされてきました。

クローバー全般の花言葉「私を思って」「約束」が、約束を破られた場合には「復讐」に転じるという解釈があるためです。クローバーの花言葉の詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。

トリカブト「復讐・人間嫌い」

日本三大有毒植物のひとつ、トリカブト。鮮やかな紫色の兜のような花を咲かせますが、「復讐」「人間嫌い」「敵意」という花言葉を持ちます。

古来から毒矢の毒として使われ、現代でも事件に使われることがあるほど強い毒性があります。ギリシャ神話では、地獄の番犬ケルベロスのよだれから生まれた植物とされ、ネガティブな伝承に彩られています。

アザミ「報復・厳格」

鋭い棘を持つアザミは、「報復」「独立」「厳格」という花言葉を持ちます。スコットランドの国花でもあり、敵兵がアザミの棘で叫び声を上げたことで侵攻が阻止されたという伝説が由来です。

触れると痛い植物の特性が「報復」のイメージに直結しています。アザミの花言葉の詳細はこちらをご覧ください。

オトギリソウ「恨み・秘密」

オトギリソウ(弟切草)は、その名の通り「弟切り」の伝説に由来する怖い花言葉「恨み」「秘密」を持ちます。

平安時代、鷹匠の兄が秘伝の薬草を漏らした弟を斬り殺したという伝説から名付けられました。葉に見える黒い斑点は、その時に飛び散った血の痕とされています。

クサノオウ「私を見つけて」

黄色い花を咲かせるクサノオウには、「思い出」とともに「私を見つけて」という執着を感じさせる花言葉があります。

強い毒性があり、皮膚に汁が付くとかぶれることから、執着と危険を併せ持つ象徴的な植物とされています。

キツネノテブクロ「不誠実」

キツネノテブクロ(ジギタリス)は、釣鐘型の美しい花を咲かせますが「不誠実」「熱愛」という相反する花言葉を持ちます。

強い心臓毒を含み、薬としても毒としても使われてきた歴史から、「不誠実」というネガティブな意味が定着しました。

「呪い・狂気」を意味する怖い花言葉【6選】

もっともダークなカテゴリが「呪い」「狂気」を意味する花言葉です。歴史上の事件や宗教的な背景が由来になっています。

クロユリ「呪い」

暗紫色の花を咲かせるクロユリには、「呪い」「恋」という相反する花言葉があります。

戦国武将・佐々成政の側室・早百合が、無実の罪で殺される際に「立山にクロユリが咲いたとき、佐々家は滅びる」と呪いをかけた伝説が由来とされています。実際にその後、佐々家は没落したと伝えられています。

黒いバラ「あなたはあくまで私のもの」

黒いバラは「あなたはあくまで私のもの」「恨み」「決して滅びることのない愛」など、執着を感じさせる花言葉を持ちます。

黒という色そのものが、闇や不吉さ、独占欲を象徴する花として、ミステリアスな印象を与えてきました。観賞用として人気がある一方、贈り物には不向きな花です。

クレマチス「策略・縛り付ける」

つる性の花クレマチスには、「策略」「精神の美」「縛り付ける」という花言葉があります。

つるが他の植物に絡みつきながら成長する性質が、「縛り付ける」という束縛のイメージに結びつきました。美しさと強い束縛欲が混在する花です。

ヒガンバナ「悲しき思い出」

真っ赤な花を彼岸の時期に咲かせるヒガンバナは、「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」という花言葉を持ちます。

球根に毒があり、墓地や田んぼのあぜ道に植えられることで「死人花」「地獄花」とも呼ばれてきました。お盆の頃に咲くため、死者を弔う花として日本人に深く根付いています。

シネラリア「いつもあなたを慕う」

カラフルな花を咲かせるシネラリアには、「いつもあなたを慕う」という一見ポジティブな意味の裏に「悲嘆にくれる心」という重い花言葉があります。

音の響きが「死ねラリア」に似ていることから、贈り物では避けられがちな花でもあります。流通名は「サイネリア」と変えられているほどです。

サフラン「節度の美・歓喜」と「過度をつつしめ」

香辛料としても有名なサフランには、「節度の美」というポジティブな花言葉とともに、「過度をつつしめ」という警告のような花言葉があります。

サフランの仲間であるイヌサフランには強い毒性があり、誤食事故が後を絶ちません。「節度を守らないと命に関わる」というメッセージが込められた花言葉です。

「別れ・絶望」を意味する怖い花言葉【6選】

恋愛の終わりや人生の挫折を象徴する花言葉も多くあります。プレゼントとしては明らかにNGなものばかりです。

マツバギク「怠惰・無邪気」

地面を這うように咲くマツバギクには、「怠惰」「無邪気」という二面性のある花言葉があります。日中だけ花を開く性質から「怠惰」とされました。

シロツメクサ(白詰草)「復讐」

シロツメクサは「私を想って」「約束」「幸運」など多くの花言葉を持ちますが、約束が破られた場合には「復讐」を意味するという解釈もあります。

キンセンカ「悲嘆・別れの悲しみ」

キンセンカ(カレンデュラ)は、オレンジ色の鮮やかな花を咲かせますが「悲嘆」「別れの悲しみ」「失望」という重い花言葉を持っています。

ギリシャ神話で、太陽神アポロンに愛された少女が嫉妬で殺され、キンセンカに生まれ変わったという悲しい伝説が由来です。

ゼラニウム「君ありて幸福」と「偽り」

ゼラニウムには「君ありて幸福」というポジティブな意味とともに、特定の色には「偽り」「決心」「不安」という不穏な花言葉があります。とくに深紅のゼラニウムは「憂鬱」を意味します。

アネモネ「見捨てられた・恋の苦しみ」

アネモネは色によって意味が大きく変わる花で、ネガティブな花言葉として「見捨てられた」「恋の苦しみ」「はかない恋」を持ちます。

ギリシャ神話の女神アフロディテと美少年アドニスの悲恋が由来となっています。儚さと悲しみを象徴する花です。

ペチュニア「あなたといると心が和らぐ」と「怨み」

夏の花壇でおなじみのペチュニアには、「心が和らぐ」というポジティブな意味の裏に、「怨み」「恨み」という怖い花言葉が隠れています。

明るい花の見た目とは正反対の意味で、知らずに贈ると気まずい思いをする可能性のある花です。

同じ花でも色によって意味がまったく違うから、贈り物のときは色まで確認するのが大事だね。

プレゼントで贈ってはいけない花【場面別早見表】

ここまで紹介した怖い花言葉を持つ花は、シチュエーションによっては絶対に避けたいものです。場面別に注意すべき花をまとめました。

場面避けたい花理由
恋人・パートナー黄色いバラ、黒赤色のバラ、ハナズオウ嫉妬・憎しみ・裏切りを連想
結婚祝い黄色いカサブランカ、シネラリア、ヒガンバナ別れや不吉を連想させる
お見舞いシクラメン、ヒガンバナ、菊(白以外)「死」「苦」を連想させる
母の日黄色いカーネーション「嫉妬・軽蔑」の意味
新築祝いハナズオウ、トリカブト「死」「復讐」など縁起が悪い

恋人・パートナーに贈ってはいけない花

恋愛関係で避けたいのは、「嫉妬」「裏切り」「死」を意味する花です。黄色いバラ、黒赤色のバラ、ハナズオウ、ヒガンバナなどは、いくら見た目が美しくても誤解を招きます。

記念日やプロポーズでは、必ず「赤いバラ」「ピンクのガーベラ」「白いユリ」など、ポジティブな花言葉を持つ花を選びましょう。

結婚祝い・お見舞いで避けたい花

結婚祝いでは「別れ」「悲しみ」を意味する花、お見舞いでは「死」を連想させる花を避けます。とくにヒガンバナ、シクラメン(「死」を連想する音)、菊(葬儀用のイメージ)は要注意です。

怖い花言葉の花を贈ってしまったときの対処法

もし知らずに怖い花言葉の花を贈ってしまった場合は、正直に「色違いの意味を知らずに選んでしまった」と謝りましょう。あわせて、その花のポジティブな花言葉を伝えるのも有効です。

多くの花には複数の花言葉があり、相手が花言葉に詳しくない場合は気にしていないことも多いものです。次回はぜひ意味を確認してから選ぶようにしてください。

よくある質問

怖い花言葉の花を家に飾るのは縁起が悪いですか?

一般的には花言葉と運気は関係ないとされています。風水的にも、生花を飾ること自体は良いこととされており、花の見た目を楽しむ目的なら問題ありません。ただし、贈り物として人に渡す場合は別途配慮が必要です。

怖い意味があっても素敵な意味も持つ花はありますか?

多くあります。たとえばバラは色によって意味が変わり、赤バラは「愛情」、ピンクは「感謝」など、ポジティブな花言葉も豊富です。スノードロップも「希望」、クロユリも「恋」というポジティブな意味を併せ持っています。

花言葉は誰がいつ決めたものですか?

花言葉の起源は17世紀のトルコの風習「セラム」とされ、19世紀のヨーロッパで体系化されました。日本には明治時代に伝わり、独自の解釈や和の花の花言葉が追加されて広まりました。決定機関はなく、文化や時代によって変化します。

同じ花でも国によって意味が違うことはありますか?

はい、文化圏によって花言葉は大きく異なります。たとえば菊は日本では葬儀の花ですが、フランスでは死者を悼む花、イギリスでは「友情」、中国では「高貴」を意味するなど、まったく異なる解釈がされています。

まとめ|花言葉は意味を知ってから選ぶのが安心

怖い花言葉を持つ花は、その由来を知ると神話や植物の性質と深く結びついていることがわかります。スノードロップやクロユリ、トリカブトなど、見た目は美しくても暗い意味を持つ花は意外と多いものです。

とくに恋人や母の日、結婚祝いといった大切な場面では、色や品種まで含めて花言葉を確認することが大切です。同じ花でも色が違えば意味も変わるため、贈る前に必ずチェックしておきましょう。

怖い花言葉は神話・伝説・植物の性質に由来。プレゼントでは色・品種・場面の3つを確認すれば、誤解のない花選びができます。

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