薺(ナズナ)の花言葉|「捧げる」の意味と怖い噂の真相

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道ばたや春の野原で見かける、小さな白い花をつける薺(ナズナ)。別名「ぺんぺん草」として知られ、つい見過ごしてしまいがちな身近な草花です。そんなナズナにも、心に響くすてきな花言葉があるのをご存じでしょうか。

この記事では、薺(ナズナ)の花言葉とその意味、由来をやさしく解説します。「怖い意味があるのでは?」という噂の真相や、春の七草・誕生花との関わりまでまとめました。

薺(ナズナ)の花言葉は「あなたに私のすべてを捧げます」。実の形が「羊飼いの財布」に見えることに由来する、信頼と愛情を表す言葉です。

目次

薺(ナズナ)の花言葉とその意味

薺(ナズナ)の花言葉は「あなたに私のすべてを捧げます」「あなたにすべてお任せします」です。どちらも、相手を深く信頼し、自分のすべてを委ねるという、まっすぐで温かい想いを表しています。

地味な印象のあるナズナですが、花言葉はとてもロマンチックです。プロポーズや、大切な人への気持ちを伝える場面にもふさわしい言葉といえます。

主な花言葉「あなたに私のすべてを捧げます」

ナズナを代表する花言葉が「あなたに私のすべてを捧げます」です。見返りを求めず、相手にすべてを差し出すという、深い愛情と献身を表しています。

小さく素朴な花が、これほど情熱的な意味を持つのは意外に感じるかもしれません。だからこそ、知る人にとっては印象に残る花言葉です。

「あなたにすべてお任せします」に込められた想い

もうひとつの花言葉「あなたにすべてお任せします」は、相手への絶対的な信頼を意味します。すべてを委ねられるほど信じている、という関係性が表れた言葉です。

愛情だけでなく、信頼や安心感も伝えられるのがナズナの花言葉の魅力といえるでしょう。

西洋(英語)の花言葉

西洋にもナズナの花言葉があり、英語では「I offer you my all(私のすべてを捧げます)」と表現されます。日本の花言葉とほぼ同じ意味で、国を越えて同じ想いが受け継がれているのが分かります。

ナズナは英語で「Shepherd’s purse(羊飼いの財布)」と呼ばれます。この呼び名が、花言葉の由来とも深く関わっています。

ナズナの花言葉の由来

ナズナの花言葉の由来は、実(種)の形にあります。ハート型の実が「羊飼いの財布」に見えることから、財布にまつわる言い伝えが花言葉につながったとされています。

ナズナの三角形の実(ぺんぺん草の種)のアップ写真

実の形が「羊飼いの財布」に見えることから

ナズナの実は、三角形に近いハートのような形をしています。西洋ではこの形を、昔の羊飼いが持っていた革製の財布に見立てていました。

英名「Shepherd’s purse」も、まさに「羊飼いの財布」という意味です。身近な草花を、暮らしの道具になぞらえた発想がうかがえます。

「相手に全てを預ける」習慣との関わり

言い伝えによると、昔の羊飼いは家に帰ると財布をそのまま妻や母親に預けていたとされています。財布を渡すことは、相手を信用してすべてを任せることを意味していました。

花言葉の由来

実が「羊飼いの財布」に似ている → 羊飼いは財布を信頼する家族に預けた → 「すべてを任せる・捧げる」という花言葉が生まれた、という流れだと考えられています。

この「財布をすべて預ける」という信頼の習慣が、「あなたにすべてお任せします」「すべてを捧げます」という花言葉の背景になっていると考えられています。

ナズナに怖い花言葉はある?噂の真相

結論からお伝えすると、薺(ナズナ)には怖い花言葉は基本的にありません。検索すると「怖い意味」を心配する声もありますが、ナズナの花言葉は信頼や愛情を表すものばかりです。

結論:怖い意味は基本的にない

「あなたにすべてを捧げます」「すべてお任せします」という花言葉は、いずれも前向きで温かい意味を持っています。死や別れ、呪いといった不吉な意味を持つ言葉は見当たりません。

安心して、贈り物やメッセージのモチーフとして使える花といえます。

「ぺんぺん草」と聞くと地味なイメージですが、花言葉はこんなにすてきだったんですね。

「真逆の意味」と言われる理由

ナズナの花言葉について「真逆の意味がある」と語られることがあります。これは、「すべてを捧げる」という強い愛情表現が、見方によっては重く受け取られる場合があるという指摘から来ているようです。

とはいえ、これは花言葉自体が怖いという意味ではありません。受け取る人との関係性によって印象が変わるという、ごく自然な話だと考えておけば十分です。

薺(ナズナ)はどんな植物?

薺(ナズナ)は、アブラナ科ナズナ属の越年草です。道ばたや畑、空き地など、日本全国の身近な場所で見られる、とても丈夫な植物です。

1月中旬から5月中旬ごろにかけて、白い小さな花を咲かせます。春の訪れを告げる草花のひとつとして親しまれてきました。

ぺんぺん草・三味線草と呼ばれる理由

ナズナには「ぺんぺん草」「三味線草」という別名があります。これは、三角形の実の形が、三味線を弾く撥(ばち)に似ていることに由来します。

実の付いた茎を軽く回すと、実どうしが触れて「ぺんぺん」と音が鳴ります。子どものころ、この音遊びをした経験がある方も多いのではないでしょうか。

名前「ナズナ」の由来

「ナズナ」という名前の由来には、いくつかの説があります。代表的なものは次の2つです。

  • 「撫でたいほどかわいい菜」=「撫で菜(なでな)」が変化したという説
  • 夏に枯れてしまうことから「夏無き菜(なつなきな)」が変化したという説

どちらの説も、人々がこの草花を身近に感じ、親しんできたことが伝わってきます。

春の七草のひとつ

ナズナは、1年の無病息災を願って1月7日にいただく「春の七草」のひとつです。「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」と古くから数えられてきました。

七草がゆに入れて食べる習慣があり、ナズナは食用にもなる身近な野草です。古くから日本人の暮らしに根づいてきたことが分かります。

ナズナが誕生花となる日

ナズナは、いくつかの日の誕生花として知られています。誕生花は出典によって日付が異なることがあり、ナズナも複数の日付が挙げられています。

1月17日ほかの誕生花

ナズナが誕生花とされる主な日は、次のとおりです。

日付備考
1月17日代表的な誕生花の日
1月12日出典により記載あり
2月3日・2月4日出典により記載あり
2月15日出典により記載あり

誕生日の贈り物やメッセージに、その日にちなんだ花としてナズナを添えるのもすてきです。「すべてを捧げます」という花言葉を一緒に伝えれば、より気持ちが伝わるでしょう。

まとめ

薺(ナズナ)の花言葉と意味について、由来や噂の真相までご紹介しました。最後に要点を振り返ります。

ナズナの花言葉は「あなたに私のすべてを捧げます」「すべてお任せします」。実が「羊飼いの財布」に見えることに由来し、怖い意味は基本的にありません。春の七草のひとつで、誕生花は1月17日ほかです。

道ばたで見かける素朴な草花にも、これほど深い意味が込められています。次にナズナを見かけたら、ぜひこの花言葉を思い出してみてください。きっと、小さな花がより愛おしく感じられるはずです。

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