6月の誕生石は3種類|真珠・ムーンストーンの意味と由来

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6月生まれの誕生石を調べると「真珠」「ムーンストーン」「アレキサンドライト」と3つも出てきて、どれが本当なのか迷ってしまいますよね。実は、6月は誕生石が3種類ある月なのです。

この記事では、6月の誕生石3つの石言葉と名前の由来、なぜ3つもあるのかという理由、そして贈り物としての選び方までをやさしくまとめました。自分用にも、6月生まれの方へのプレゼント選びにも役立つ内容です。

目次

6月の誕生石は3種類(真珠・ムーンストーン・アレキサンドライト)

結論からお伝えすると、6月の誕生石は真珠(パール)・ムーンストーン・アレキサンドライトの3種類です。どれか1つだけが正解というわけではなく、3つすべてが6月の誕生石として認められています。

誕生石ジュエリーを扱うお店の商品ページでも、6月の欄には3つが並んで紹介されていることが多くなっています。一方で、昔からの2種類だけを載せている案内も残っているため、調べた場所によって出てくる石の数が違い、それが「どれが本当なのか」という迷いにつながります。

一覧表でまず確認

3つの石の特徴を表にまとめました。それぞれ雰囲気が大きく違うので、好みや贈る相手に合わせて選べます。

誕生石主な石言葉印象・特徴
真珠(パール)健康・長寿・富上品で定番。冠婚葬祭にも使える
ムーンストーン愛の予感・幸運月のような淡い光。やわらかな印象
アレキサンドライト高貴・情熱・誕生昼と夜で色が変わる希少石

見た目の印象だけでなく、日常での扱いやすさもかなり違います。傷のつきにくさを示すモース硬度は、真珠が2.5ほど、ムーンストーンが6〜6.5、アレキサンドライトが8.5で、数字が小さいほどこすれや衝撃に弱くなります。毎日つけたいのか、特別な日だけ身につけるのかによって、向いている石が変わってきます。

なぜ6月は誕生石が3つあるの?(2021年の改定)

もともと6月の誕生石は真珠とムーンストーンの2つでした。そこへ2021年12月、日本の誕生石が約63年ぶりに見直され、アレキサンドライトが新たに6月の誕生石として加わりました。

誕生石は世界共通で1つに決まっているわけではなく、国や団体によって違いがあります。日本では全国宝石卸商協同組合が誕生石を定めており、2021年の改定では全体で10種類が追加されました。その結果、6月は3種類になったのです。

改定の日付は2021年12月20日で、1958年に日本の誕生石が定められてから63年ぶりの見直しでした。石が追加されたのは6月だけではなく、8月もペリドット・サードオニキスにスピネルが加わって3種類になっています。

ポイント:「どれが正しいの?」と迷う必要はありません。真珠・ムーンストーン・アレキサンドライトの3つはすべて6月の誕生石です。好きなものを選んで大丈夫です。

この改定でもっとも石が増えたのが12月で、ターコイズとラピスラズリにタンザナイト・ジルコンが加わり、12か月で最多の4種類になりました。複数の石を持つ月の代表例として、あわせて確認できます。

真珠(パール)|6月を代表する誕生石

真珠は6月の誕生石の中でもっとも知られた存在で、「宝石の女王」と呼ばれることもあります。貝の中で育まれる唯一の宝石で、やわらかな光沢が上品さを感じさせます。

ひとくちに真珠といっても、「パール」として並んでいるものにはアコヤ真珠、淡水真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠などの種類があります。粒の大きさや色みの傾向、価格帯は種類ごとに違うので、石言葉だけでなく、どの真珠を使っているかの表示もあわせて見ておくと納得して選べます。

真珠(パール)のネックレスのイメージ写真

真珠は汗や皮脂に含まれる酸が苦手なので、身につけたあとは乾いたやわらかい布で軽く拭いておくと光沢が長もちします。保管するときはほかの宝石と同じ袋に入れず、分けてしまっておくと表面に傷がつきにくくなります。

石言葉と意味

真珠の石言葉は「健康」「長寿」「富」「円満」などです。古くから身を守るお守りのように扱われ、人生の節目に贈られてきました。

結婚式や入学式、卒業式といったフォーマルな場面でも使いやすく、年齢を問わず長く愛用できるのも真珠の魅力です。冠婚葬祭のどちらにも合わせやすい点で、1つ持っておくと重宝します。

石言葉の並びは資料によって少しずつ違い、「純潔」や「無垢」を挙げているものもあります。一般に共通しているのは、健やかであること、長く続くことを願う方向のことばだという点です。メッセージカードに一言そえるなら、新生活の門出よりも、健康を願う場面や長い付き合いの節目に合わせると意味がつながります。

名前の由来

「真珠」はパールの和名です。日本では昔、山でとれる美しい石を「玉」、海でとれる美しいものを「珠」と呼び分けていました。海で生まれる真珠は、この「珠」にちなんで名づけられたと伝えられています。

この呼び分けは、真珠貝や真珠層といった言葉のなかに今も残っています。日本では明治時代に養殖の技術が確立され、限られた人のものだった真珠が、贈り物として選びやすい宝石へと広がりました。カタログや値札に「パール」と書かれていても指しているものは同じで、和名と英名が併用されているだけです。

ムーンストーン|月のパワーを宿す石

ムーンストーンは、その名のとおり「月の石」という意味を持つ宝石です。表面に月の光のような淡い輝きが浮かび、見る角度によってやわらかく色が動きます。神秘的で優しい雰囲気が人気です。

この輝きには理由があります。ムーンストーンは長石(フェルスパー)というグループの鉱物で、性質の違う成分が薄い層になって重なっており、その層に当たった光が散らばることで青白い光が浮かんで見えます。アデュラレッセンスと呼ばれる現象で、石を少し傾けたときにいちばんはっきり見えます。

長石の仲間は割れやすい方向を持っているため、強くぶつけると欠けることがあります。毎日身につけるつもりなら、机や壁に当たりやすい指輪よりも、ペンダントやピアスのほうが気をつかわずに使えます。

石言葉と意味

ムーンストーンの石言葉は「愛の予感」「幸運」「健康」などです。愛にまつわる言い伝えが多く、恋人へのプレゼントとして選ばれることもあります。

派手すぎないやわらかな色合いなので、普段使いのアクセサリーとしても取り入れやすい石です。年代を問わず身につけやすいのも特徴です。

紹介されることばは一般に、愛や縁、これから訪れるものに向けた内容が中心です。そのため、誕生日だけでなく、進学や引っ越しなど新しい生活が始まる時期の贈り物としても選ばれます。デザインを選ぶなら、丸みをつけて磨いたカボションカットが定番で、平らに磨いたものより光を受ける面が広く、月明かりのような輝きが出やすくなります。

名前の由来と「恋人の石」の言い伝え

ムーンストーンはギリシャ語で月を意味する言葉で呼ばれていた時代があり、英語圏では月にちなむこの名で呼ばれてきました。石の表面に月明かりのような光が宿ることから、この名がついたという由来で知られています。

また、ムーンストーンは古くから「恋人の石」と呼ばれ、愛のお守りとして贈られてきたという言い伝えがあります。あくまで古くからの言い伝えであり、効果を保証するものではありませんが、贈り物のストーリーとして添えると喜ばれます。

3つとも雰囲気がぜんぜん違うから、選ぶのも楽しいですね。

アレキサンドライト|昼と夜で色が変わる希少石

アレキサンドライトは2021年に新しく6月の誕生石へ加わった宝石です。太陽光の下では青緑、白熱灯の光の下では赤紫へと色が変わる「変色効果」を持ち、「昼のエメラルド、夜のルビー」と呼ばれます。産出量が少なく、希少性の高い石として知られています。

色の変わり方は石ごとに差があり、緑から赤へはっきり変わるものほど高く評価されます。購入するときは、窓際の自然光と電球の明かりの両方で見せてもらうと、その石がどの程度変わるのかを自分の目で確かめられます。照明がLEDだけの売り場では変化が出にくいこともあるので、電球色のライトがあるかを先に聞いておくと安心です。

石言葉と意味

アレキサンドライトの石言葉は「高貴」「情熱」「誕生」「光栄」などです。色が変わる神秘的な性質から、特別感のある誕生石として人気が高まっています。

希少なため価格は高めになりやすい石ですが、その分「特別な記念日に贈りたい」という場面に向いています。

贈る言葉として使うなら、「高貴」はあらたまったお祝いに、「情熱」は挑戦を後押ししたい場面に向きます。光によって姿を変える性質そのものを、変化や転機になぞらえて紹介されることもあり、就職や独立といった節目の贈り物にも重ねやすい石です。

名前の由来(皇太子の誕生日)

アレキサンドライトは19世紀のロシアで発見されました。発見当初は緑色だったためエメラルドだと思われていましたが、ろうそくの光の下で赤紫色に変わったことから、珍しい宝石として注目されました。

そして、この石が見つかった日が当時の皇太子アレクサンドル2世の誕生日だったことから、その名にちなんで「アレキサンドライト」と名づけられたと伝えられています。

発見の舞台となったのはウラル山脈にあったエメラルド鉱山で、1830年ごろのことと伝えられています。鉱物としては金緑石(クリソベリル)の一種にあたり、そのうち光によって色が変わるものだけがアレキサンドライトと呼ばれます。当時のロシアでは赤と緑が軍服に使われる色だったため、その二色をあわせ持つ石として国内でも人気を集めたという話も残っています。

6月の誕生石はどう選ぶ?贈り物の選び方

3種類あると、どれを贈ればよいか迷いますよね。選び方の軸を「相手のイメージ」と「予算」の2つに分けると決めやすくなります。

その前に一度確かめておきたいのが、相手にアクセサリーを身につける習慣があるかどうかです。石の見た目だけで決めてしまうと、ふだんつけない相手には引き出しにしまわれたままになりがちです。身につける機会が少なそうな相手には、飾って眺められるタイプや、かばんにつけて毎日持ち歩けるものを選ぶ手もあります。

相手のイメージで選ぶ

相手の雰囲気や好みに合わせると失敗が少なくなります。迷ったときの目安は次のとおりです。

  • 上品で定番が好きな方:真珠。フォーマルにも使え、長く愛用できます
  • やわらかく優しい雰囲気が好きな方:ムーンストーン。普段使いしやすい色合いです
  • 特別感・個性を喜ぶ方:アレキサンドライト。希少で記念日向きです

判断に迷ったときの手がかりになるのが、相手がふだん使っている金属の色です。シルバーやプラチナ系のアクセサリーが多い方にはムーンストーンの青みが、ゴールド系が多い方には真珠のやわらかな色みがなじみます。手持ちのものと並べて浮かないかどうかで考えると、好みを直接聞かなくても外しにくくなります。

予算で選ぶ

価格帯にも幅があります。一般的には真珠やムーンストーンは比較的選びやすい価格帯のものが見つかりやすく、アレキサンドライトは希少なため高価になりやすい傾向があります。

予算を抑えたい場合は真珠やムーンストーンの小ぶりなアクセサリー、特別な記念に奮発したい場合はアレキサンドライトを検討する、という選び方がしやすいでしょう。実際の価格は石の品質や大きさで大きく変わるため、購入時に確認するのがおすすめです。

贈り物の豆知識:誕生石は「身につけると幸運を呼ぶ」という言い伝えとともに親しまれてきました。プレゼントに石言葉を一言そえると、気持ちが伝わりやすくなります。

6月生まれの方への贈り物を考えるなら、同じ6月の誕生花とあわせて選ぶのもおすすめです。誕生石と誕生花をセットにすると、より気持ちのこもった贈り物になります。

ほかの月の誕生石が気になる方は、5月の誕生石もあわせてチェックしてみてください。月ごとに石言葉や由来が異なり、見比べると面白いですよ。

翌月の7月はルビーとスフェーンの2種類で、スフェーンは6月のアレキサンドライトと同じ2021年の改定で加わった石です。追加された石が多い月ほど、選択肢の広がり方も見えてきます。

よくある質問(FAQ)

6月の誕生石はどれが本物ですか?

真珠・ムーンストーン・アレキサンドライトの3つすべてが6月の誕生石です。どれか1つだけが正しいというわけではなく、好きなものを選んで問題ありません。

なぜ6月だけ誕生石が3つもあるのですか?

もともと真珠とムーンストーンの2つでしたが、2021年12月の改定でアレキサンドライトが追加されたためです。誕生石は時代とともに見直されることがあります。

6月の誕生石で一番人気はどれですか?

知名度と使いやすさでは真珠が定番です。ただし、神秘的なムーンストーンや希少なアレキサンドライトも人気があり、贈る相手の好みで選ぶのがおすすめです。

自分の誕生石以外を身につけてもいいですか?

もちろん問題ありません。誕生石はあくまで言い伝えにもとづく文化です。デザインや色の好みで選んでも、まったく差し支えありません。

3種類のうちどれにするか最後まで決められないときは?

1つに絞らずに渡す方法もあります。誕生石を台紙に留めたカードタイプのギフトや、複数の石をあしらったペンダントなら、6月の3種類をまとめて贈れます。相手に決めてほしいときは、あとから一緒に店頭で選べるギフト券を添える形もあり、指輪のサイズ違いで直しに出す手間も避けられます。

まとめ

6月の誕生石は真珠・ムーンストーン・アレキサンドライトの3種類でした。それぞれの石言葉と由来を振り返ります。

  • 真珠:石言葉は健康・長寿。上品で定番、フォーマルにも使える
  • ムーンストーン:石言葉は愛の予感・幸運。やわらかく普段使いしやすい
  • アレキサンドライト:石言葉は高貴・情熱。昼夜で色が変わる希少石

3つそろった理由は、2021年12月20日にアレキサンドライトが6月の石として加えられたことにあります。真珠とムーンストーンが外れたわけではないため、どれを選んでも6月の誕生石にあたります。

選んだあとの付き合い方も、石ごとに変わります。真珠は拭いて分けて保管する、ムーンストーンはぶつけない置き場と身につけ方を選ぶ、アレキサンドライトは硬さがあるので日常づかいにも耐える、という具合です。

この記事のまとめ:6月は誕生石が3つある月です。どれを選んでも正解なので、相手のイメージや予算に合わせて、気持ちのこもった一品を選んでみてください。

3つの中から「これだ」と思える石が見つかれば、誕生日のお祝いがより特別なものになります。石言葉を添えて、6月生まれの方へすてきな贈り物をしてみてくださいね。

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