2学期の終わりが近づくと、気になるのが冬休みの日程です。帰省や旅行の計画、仕事の休みの調整、習い事の予定など、日付が分からないと決められないことがたくさんあります。小学校の冬休みは、多くの地域で12月25日前後から1月7日前後までのおよそ2週間です。ただし北海道や東北では1月中旬まで続き、沖縄では10日前後と短めになります。この記事では、2026年度(2026年12月〜2027年1月)の日程の目安、地域による長さの違い、日程が決まる仕組み、そして休みに入る前後の準備までを順番に整理します。
小学校の冬休みはいつから?2026年度は12月25日ごろから
小学校の冬休みは、多くの地域で12月24日〜26日ごろに始まり、1月6日〜7日ごろに終わります。終業式の翌日から休みに入り、始業式の日から3学期が始まる、という流れが基本です。夏休みのように「7月20日ごろから8月31日まで」といった全国共通のイメージがない分、自分の住む地域の日程を確認しておく必要があります。
冬休みは「終業式の翌日から始業式の前日まで」。カレンダーの日付ではなく、学校の式の日を基準に数えるのが分かりやすい考え方です。
2026年度(2026年12月〜2027年1月)の日程の目安
2026年度は、12月24日が木曜日、1月7日が木曜日にあたります。多くの自治体は「12月の平日のうち、24日か25日あたりに終業式を置き、1月7日か8日に始業式を置く」という組み方をします。もっとも多く見られるパターンは次のとおりです。
| 区分 | 日付の目安(2026年度) | 曜日 |
|---|---|---|
| 2学期の終業式 | 2026年12月23日〜25日 | 水〜金 |
| 冬休みの初日 | 2026年12月24日〜26日 | 木〜土 |
| 冬休みの最終日 | 2027年1月6日〜7日 | 水〜木 |
| 3学期の始業式 | 2027年1月7日〜8日 | 木〜金 |
この型に当てはまる場合、冬休みの日数は14日前後になります。土日の並びによって前後1日ずれることはありますが、年末年始をはさんで2週間ほど、というのが全国的な相場だと考えて差し支えありません。
すでに公表されている自治体の実例
自治体によっては、年度が始まる時点で1年分の行事日程を公表しています。2026年度の日程を公開している例を挙げると、次のようになっています。
| 自治体 | 2学期終業式 | 冬季休業 | 3学期始業式 |
|---|---|---|---|
| 大阪府門真市 | 12月24日(木) | 12月25日(金)〜1月7日(木) | 1月8日(金) |
| 大阪府寝屋川市 | 12月24日(木) | 12月25日(金)〜1月6日(水) | 1月7日(木) |
| 愛知県名古屋市 | 12月23日(水) | 12月24日(木)〜1月6日(水) | 1月7日(木) |
同じ関西圏の隣り合った市でも、始業式が1日ずれているのが分かります。「隣の市の子と同じはず」という前提は成り立ちません。学校によっては、始業式の日を給食なしの半日にするか、給食ありの通常日課にするかも異なります。
冬休みの日数は13〜17日が中心
冬休みの長さは、多くの地域で13〜17日ほどです。40日前後ある夏休みと比べると3分の1程度しかありません。しかも、そのうち12月29日から1月3日ごろまでは年末年始の行事で埋まりがちです。実際に自由に使える日数は、体感としてさらに短く感じられます。
地域で違う冬休みの長さ|北海道は20日以上、沖縄は10日前後
冬休みの長さは地域によってはっきり差があります。もっとも長いのは北海道と青森県で20日以上、もっとも短いのは沖縄県で10日前後です。上と下で10日以上の開きがあり、これは夏休みの地域差よりも大きな差になります。帰省先と自宅で日程が違うケースもあるので、両方を確認しておくと予定が立てやすくなります。
| 地域 | 冬休みの長さの目安 | 3学期の始まり |
|---|---|---|
| 北海道・青森 | 20日以上 | 1月中旬 |
| 東北(青森以外) | 17日前後 | 1月中旬〜下旬寄り |
| 関東・中部・関西 | 13〜15日 | 1月7日〜8日 |
| 中国・四国・九州 | 13〜15日 | 1月7日〜8日 |
| 沖縄 | 10日前後 | 1月4日〜6日ごろ |
北海道・東北|1月中旬まで続く地域がある
北海道と東北では、冬休みが1月中旬まで続くことがめずらしくありません。北海道や青森県では20日を超える学校が多く、始業式が1月中旬になります。全国的に見ると、いちばん長い冬休みを過ごす地域です。
この地域では、冬休みが長い代わりに夏休みが短く設定されているのが一般的です。夏休みが25日前後で終わり、8月中旬から2学期が始まる学校もあります。年間で見れば授業日数の合計は他の地域と大きく変わりません。長期休みの配分が違うだけ、という理解が正確です。
関東・中部・関西|1月7日前後で始業がそろう
関東・中部・関西を中心とした地域では、冬休みは13〜15日ほどで、始業式が1月7日か8日に集まります。人口が多い地域なので、ニュースや世間の話題で「冬休みは1月7日まで」と語られるのは、この地域の日程を指していることが多くなります。
とはいえ、この範囲でも市区町村ごとに1日程度の差は出ます。先ほどの門真市と寝屋川市のように、隣接していても始業式がずれることがあります。「だいたい1月7日」と覚えておき、正確な日付は学校の予定表で押さえる、という使い分けが現実的です。
九州・沖縄|沖縄は全国でもっとも短い
九州の多くの県は関東や関西と同じく13〜15日ほどですが、沖縄県だけは10日前後と全国でもっとも短くなります。1月4日から6日ごろには3学期が始まる学校もあり、正月三が日が明けたらすぐ登校というスケジュールです。
沖縄では雪による通学の心配がなく、冬に長い休みを取る必要が小さいことが背景にあります。逆に、夏の暑さや台風による臨時休校を見込んで日程が組まれる面もあります。冬休みが短いぶん、他の時期にゆとりを持たせる設計だと考えると分かりやすいでしょう。
なぜ地域によって差が出るのか
差が生まれるいちばんの理由は気候です。雪の多い地域では、通学路の除雪や登下校の安全を考えて冬の休みを長く取ります。一方で、学校が1年間に確保すべき授業日数はどの地域でも大きくは変わりません。冬に多く休むぶん、夏の休みを削って調整することになります。
- 気候(積雪や寒さによる通学への影響)
- 年間の授業日数の確保(夏休みとの配分)
- 学期の区切り方(3学期制か2学期制か)

冬休みの日程は誰がどう決めている?
冬休みの日程を決めているのは、国ではなく学校を設置している市区町村(公立小学校の場合は市区町村の教育委員会)です。だからこそ同じ県内でも市によって日付が違います。この仕組みを知っておくと、正確な日程をどこで調べればよいかも自然と分かります。
決めているのは市区町村の教育委員会
公立小学校の長期休業日は、市区町村の教育委員会が定める学校管理規則などで決められています。「冬季休業日は12月25日から翌年1月7日まで」のように規則で日付を定めている自治体もあれば、幅を持たせて学校ごとに調整できる形にしている自治体もあります。
国立や私立の小学校は、それぞれの学校が独自に日程を決めます。公立より冬休みが長い学校もあるため、きょうだいで通う学校が違う場合は、それぞれの予定表を確認しておくと安心です。
2学期制の学校は「学期の途中」に冬休みが入る
ここ数年で増えているのが2学期制の学校です。1年を前期・後期の2つに分ける方式で、後期は10月ごろに始まり3月まで続きます。この場合、冬休みは後期の途中に入る休みという位置づけになります。
そのため2学期制の学校では、12月に終業式がなく、代わりに「冬休み前の全校集会」などの形で区切りをつけることがあります。通知表も12月には配られず、10月と3月の年2回になるのが一般的です。「終業式はいつですか」と聞いても話がかみ合わない場合は、この違いが理由かもしれません。
自分の学校の日程を確実に知る方法
もっとも確実なのは、学校から配られる年間行事予定表を見ることです。多くの学校では4月に1年分の予定を配布しており、そこに終業式と始業式の日付が入っています。紛失した場合は、次の順番で探すとたどり着けます。
- 4月に配られた年間行事予定表(プリントまたは学校配信アプリ)を確認する
- 12月の学年だより・学校だよりを見る(終業式の日程と下校時刻が載る)
- 学校のホームページの行事予定ページを見る
- 市区町村の教育委員会のサイトで「冬季休業」を探す
検索で出てくる「全国の冬休み一覧」は目安としては便利ですが、市区町村単位の差までは反映されていないことがあります。旅行や帰省の予約など、ずれると困る予定を入れる前には、必ず学校の資料で裏を取っておきましょう。
冬休みに入る前後の流れと家庭で準備しておきたいこと
日程が分かったら、次は前後の動きを押さえておくと慌てずにすみます。冬休みは短く、しかも年末年始という家庭の一大行事と重なります。「休みに入ってから考える」ではなく、終業式の前に大枠を決めておくほうがうまくいきます。
終業式の日は荷物が多くなる
終業式の日は、2学期のあいだ学校に置いていたものをまとめて持ち帰る日です。上履き、体操服、絵の具セット、書道用具、作品類などが一度に返ってきます。ランドセルに入りきらず、大きな袋が必要になることも少なくありません。
持ち帰りが集中しないよう、終業式の数日前から少しずつ返却する学校もあります。学年だよりに「○日に絵の具セットを持ち帰ります」といった案内が出るので、目を通しておくと当日の負担を減らせます。上履きは休み中に洗って、始業式に間に合うよう乾かしておく必要があります。
短い冬休みの宿題は「前半勝負」
冬休みの宿題は、夏休みに比べれば量が少なめです。それでもドリル、日記、書き初め、読書などが組み合わさると、数日では終わりません。しかも12月29日ごろから1月3日ごろまでは、大掃除・帰省・親戚づきあいで机に向かう時間が取りにくくなります。
そこで有効なのが、年内に宿題の大半を終わらせるという進め方です。休みに入った直後の数日は生活リズムがまだ崩れておらず、集中しやすい時期にあたります。年明けに残すのは、書き初めのように「新年に書く」意味のある課題だけにしておくと気持ちが楽になります。
- 12月26日〜28日:ドリル・プリント類をまとめて進める
- 12月29日〜1月3日:年末年始の行事を優先。日記だけ書きためる
- 1月4日〜5日:書き初め・自由課題・提出物の最終確認
- 始業式前日:持ち物の準備と上履きの確認
宿題の進め方そのものは、夏休みで使ったやり方がそのまま応用できます。計画の立て方や、終わらないときの立て直し方は次の記事にまとめています。

生活リズムと年末年始の予定
冬休みで崩れやすいのが起床時刻です。大晦日の夜更かしやお正月の生活で、朝の時間が2時間近くずれてしまうこともあります。休みが短いぶん、戻すための時間もほとんど残りません。
目安としては、始業式の2〜3日前から普段の起床時刻に戻していく形が現実的です。1月4日ごろから朝の時間を意識するだけでも、始業式当日の負担はかなり違ってきます。帰省から戻る日を始業式の前日にしない、というのも効く工夫です。
また、冬休み明けは寒さがもっとも厳しい時期にあたり、インフルエンザなどが広がりやすい時季でもあります。学級閉鎖になった場合の預け先や仕事の調整を、あらかじめ想定しておくと落ち着いて対応できます。


2学期後半から冬休みに入るまでの学校行事の流れは、次の記事で確認できます。

よくある質問
- 冬休みは全国どこでも同じ日程ですか?
-
いいえ、地域によって差があります。長いのは北海道や青森県で20日以上、短いのは沖縄県で10日前後です。関東・中部・関西では13〜15日ほどが目安になります。同じ県内でも市区町村ごとに1日程度ずれることがあります。
- 終業式の日も学校に行くのですか?
-
はい、終業式の日は登校日です。冬休みは終業式の翌日から始まります。多くの学校では午前中で下校し、給食がない日課になります。持ち帰る荷物が多くなる日でもあるので、大きめの袋を用意しておくと安心です。
- 2学期制の学校でも冬休みはありますか?
-
あります。2学期制では冬休みが後期の途中に入る形になり、12月に終業式を行わない学校もあります。休みの長さ自体は3学期制の学校と大きく変わりません。通知表の配布時期が年2回になる点が主な違いです。
- 正確な日程はどこで確認できますか?
-
4月に配られる年間行事予定表がもっとも確実です。手元にない場合は、12月の学年だより、学校のホームページの行事予定、市区町村の教育委員会のサイトの順に探すと見つかります。旅行の予約前は必ず学校の資料で確認しましょう。
- 冬休みの宿題はいつまでに終わらせるとよいですか?
-
年内、できれば12月28日ごろまでに大半を終えておくと余裕が生まれます。年末年始は行事が続いて机に向かう時間が取りにくくなるためです。書き初めのように新年に取り組む意味がある課題だけを、1月に残す形がおすすめです。
まとめ
小学校の冬休みは、多くの地域で12月25日前後から1月7日前後までの約2週間です。2026年度は12月24日が木曜日にあたるため、終業式は12月23日〜25日ごろ、始業式は1月7日〜8日ごろに置かれるパターンが中心になります。
ただし、日程を決めているのは市区町村の教育委員会です。北海道や青森県では20日以上、沖縄県では10日前後と地域差が大きく、隣接する市どうしでも1日ずれることがあります。目安を頭に入れたうえで、最後は学校の年間行事予定表で確認するのが確実です。
冬休みは短く、しかも年末年始と重なります。宿題は年内に大半を片づけ、始業式の2〜3日前から起床時刻を戻す。この2つを押さえておけば、3学期のスタートがぐっと楽になります。
冬休みが明けた1月には、始業式のあとも書き初めや給食週間などの学校行事が続きます。3学期最初の1か月の流れは、次の記事で確認できます。


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