こんにゃくの日は5月29日!由来と語呂合わせを解説

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「こんにゃくの日っていつ?」「なぜその日に決まったの?」と気になったことはありませんか。こんにゃくの日は毎年5月29日です。語呂合わせと、こんにゃく芋の植え付け時期という2つの理由から定められました。

この記事では、こんにゃくの日の日付の由来や制定したきっかけ、全国で開かれるイベントまでをまとめて紹介します。読み終えるころには、ちょっとした雑学として誰かに話したくなるはずです。

こんにゃくの日は5月29日。「こ(5)・に(2)・ゃく(9)」の語呂合わせと、こんにゃく芋の植え付け時期が由来です。

目次

こんにゃくの日はいつ?5月29日に決まった理由

こんにゃくの日は、毎年5月29日と決まっています。日付には大きく2つの意味が込められており、どちらもこんにゃくにまつわる理由です。語呂合わせと、こんにゃく芋を育てる季節が関係しています。

記念日の日付は、決め方によって性格が変わります。母の日のように「5月の第2日曜」と曜日で決まるものもあれば、暦のうえで日付が固定されているものもあります。こんにゃくの日は後者で、1989年に定められてから5月29日から動いていません。曜日だけが年ごとに入れ替わるため、平日にあたる年もあれば週末に重なる年もあります。

カレンダーの5月29日とこんにゃくのイメージ

「こ・に・ゃく」の語呂合わせ

5月29日が選ばれた理由のひとつが、数字の語呂合わせです。「5(こ)・2(に)・9(にゃく)」と読むと「こんにゃく」になります。記念日にはこうした語呂合わせがよく使われますが、こんにゃくもそのひとつなのです。

覚え方としては「5・29でこんにゃく」と数字に置き換えると、すんなり頭に入りますよ。

読み替えの中身は、5を「こ」、2を「に」、9を「く」と当てる形です。9を「きゅう」ではなく「く」と読むところが、この語呂合わせのポイントです。数字と読みが一つずつ対応しているので、日付を思い出すときの手がかりになります。

記念日の由来は語呂合わせばかりではありません。7月6日のサラダ記念日は、由来になった短歌のなかに日付が詠み込まれた例です。その経緯は別の記事で整理しています。

こんにゃく芋の植え付け時期も関係している

もうひとつの理由が、こんにゃくの原料となる「こんにゃく芋」の植え付け時期です。こんにゃく芋は、ちょうど5月ごろに種芋を畑へ植え付けます。一年のなかでも大切な農作業がはじまる季節なのです。

畑では、春に種芋を植えて秋に掘り上げる作業がくり返されます。掘り上げた芋は寒さに弱いため、冬のあいだは畑に置かず屋内で保管されます。5月はその芋をふたたび畑へ戻す時期で、産地では一年の作業が動き出すころです。

語呂合わせと農作業の時期、その両方がそろう5月29日が記念日に選ばれました。単なる語呂だけでなく、こんにゃく作りの実際の流れともつながっている点がポイントです。

語呂合わせと植え付けの季節、両方そろっているなんて覚えやすいですね。

5月29日の誕生花はトルコキキョウで、花言葉には「花嫁の感傷」が挙げられます。5月の日付ごとの花は一覧にまとめてあります。

こんにゃくの日を制定したのは誰?由来と願い

こんにゃくの日を定めたのは、こんにゃく業界の団体です。ただ商品をPRするためだけでなく、こんにゃくのよさをあらためて知ってほしいという思いが込められています。

こんにゃくの日が定められたのは1989年で、それから同じ日付が使われ続けています。こんにゃくは、芋を育てる農家、芋を粉にする業者、製品に仕上げる会社が関わって作られます。5月29日は、その立場の違う人たちに共通する目印になっています。食品の記念日には生産者や製造業者の団体が定めたものと企業が定めたものがあり、こんにゃくの日は前者にあたります。

日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会が1989年に制定

こんにゃくの日は、日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会によって1989年(平成元年)に制定されました。こんにゃくを作る生産者や事業者が集まった団体です。記念日としては比較的新しく、平成のはじまりとともにスタートしました。

全国こんにゃく協同組合連合会は、各地のこんにゃく製造業者でつくる協同組合が集まった全国組織です。原料の仕入れから製品づくりまで、こんにゃくに関わる事業者が名を連ねています。業界全体で同じ日付を掲げたことが、こんにゃくの日という記念日の出発点になりました。

その後も業界をあげて、5月29日にこんにゃくの魅力を伝える取り組みが続けられています。

「健康に役立ててほしい」という願いが込められている

この記念日には、こんにゃくの特徴や役割をあらためて見直し、毎日を健やかに過ごしてほしいという願いが込められています。こんにゃくは低カロリーで、食物繊維を含む食材として親しまれてきました。

制定した団体は、この日をこんにゃくを見直す機会にしてほしいという趣旨で位置づけています。日付が5月末に置かれているのは、これから暑くなる時期を前にした区切りという意味合いもあります。記念日そのものは食べ方や量を指示するものではなく、食卓で思い出してもらうための目印という性格です。

そうしたこんにゃくのよさを多くの人に知ってもらうきっかけとして、5月29日が役立てられています。

こんにゃくの日のポイント

  • 制定したのは日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会
  • 制定年は1989年(平成元年)
  • こんにゃくのよさを知り、健やかに過ごしてほしいという願いが込められている

こんにゃくの日には何をする?全国のイベント・詰め放題

こんにゃくの日には、産地を中心に各地でイベントが開かれます。こんにゃくに親しんでもらうための催しが多く、家族で楽しめる内容です。もちろん、自宅でこんにゃく料理を味わうだけでも立派な楽しみ方です。

農林水産省の作物統計では、こんにゃく芋の収穫量は令和4年産で全国およそ5万1,900トンでした。うち群馬県が約4万9,200トンを占め、割合にすると9割を超えます。産地の偏りが大きい作物で、こんにゃくにちなんだ場所も群馬県に多くあります。県内には、こんにゃくの製造工程を見学できる施設や直売所もあります。5月29日は畑に芋を植える時期にあたるため、催しに並ぶのは掘りたての芋ではなく加工品です。

こんにゃく祭りや詰め放題の賑わいのイメージ

こんにゃく祭り・詰め放題などの恒例イベント

こんにゃくの産地では、5月29日前後に「こんにゃく祭り」のようなイベントが開かれることがあります。こんにゃくやゼリーの詰め放題、大抽選会、ステージでの催しなど、内容はにぎやかです。

催しの中身は詰め放題だけではありません。こんにゃくの即売、製造工程の見学、こんにゃく作りの体験などが組まれることもあります。詰め放題は数量が決まっていることが多く、開始時刻に合わせて並ぶ人もいます。日取りも5月29日ぴったりとは限らず、前後の土日にあわせて設定される場合があります。見学が無料でも、こんにゃく作りの体験には事前の申し込みが要る催しもあります。

開催の有無や日程は年や地域によって変わります。気になる場合は、お住まいの近くの産地やこんにゃく関連の公式サイトで最新情報を確認してみてください。

詰め放題があるなら、袋いっぱいに詰めたくなっちゃいますね。

おうちでこんにゃくを楽しむアイデア

イベントに行けなくても、こんにゃくの日はおうちで気軽に楽しめます。いつもの食卓にこんにゃく料理を一品加えるだけで、記念日らしい気分になりますよ。

  • こんにゃくの甘辛炒めや煮物にする
  • おでんやみそ田楽でじっくり味わう
  • 糸こんにゃくを使ってヘルシーな一皿に仕上げる
  • ところてんやこんにゃくゼリーをおやつにする

下ごしらえをひと手間加えると、味の入り方が変わります。包丁で切るかわりにスプーンでちぎると断面が粗くなり、味がなじみやすくなります。塩をふって軽くもみ、さっと下ゆでしてから使うのも定番の手順です。切れ目を入れて手綱の形にするなど、切り方を変えるだけでも見た目が変わります。炒め物にするときは、先に乾煎りして水気をとばすと味がからみやすくなります。

普段あまり買わない人も、5月29日をきっかけに手に取ってみると新しい発見があるかもしれません。

こんにゃく芋からこんにゃくになるまで(豆知識)

普段なにげなく食べているこんにゃくですが、原料のこんにゃく芋から製品になるまでには長い時間がかかります。知っておくと、こんにゃくの日の話題がぐっと広がります。

こんにゃくは、芋をそのまま食べる食品ではありません。すりつぶすか、乾かして粉にしたものを水で戻し、アルカリ性の凝固剤を加えて固めます。粉にしたものは精粉(せいこ)と呼ばれ、生の芋より扱いやすいのが特徴です。精粉から作るこんにゃくは本来白く、黒いものは海藻の粉などで色をつけたものが多くあります。

固めたこんにゃくは、そのあとゆでてアクを抜き、水と一緒に袋へ詰められます。板こんにゃくは型に流して固め、糸こんにゃくは細い穴から熱湯のなかへ押し出して作られます。原料は共通していますが、成形のしかたで製品の姿が変わります。

製品になるまで約3年かかる

こんにゃく芋は、植え付けてから食用に使えるサイズに育つまで、おおよそ3年ほどかかります。群馬県昭和村の紹介では、種芋から3年かけて育てると説明されています。一年で一気に大きくなるわけではなく、何度かに分けてじっくり育てる必要があるのです。

秋に掘り上げると、親芋のわきに生子(きご)と呼ばれる小さな芋ができています。これを翌春に植え直したものが1年子で、同じ作業をくり返して2年子、3年子と育てます。植え直すたびに芋は数倍の大きさになり、扱う重さも増えていきます。3年目には直径が30センチ近くまで育つ芋もあります。

保管中の芋は凍らせないよう温度を保つ必要があり、産地には芋を寝かせておくための倉庫があります。春に植え直すときは、傷んだ芋を選り分ける作業も欠かせません。3年のうち畑で育つ期間は毎年半年ほどで、残りは倉庫で春を待つ計算になります。

5月の植え付けからスタートし、年月をかけて大きくなった芋が、ようやく私たちの食べるこんにゃくになります。手間ひまがかかっていると知ると、ありがたみが増しますね。

こんにゃく芋の豆知識:こんにゃく芋は植え付けから収穫まで時間がかかるため、生産者が数年がかりで育てています。スーパーで手軽に買えるこんにゃくも、長い時間をかけて作られた食材なのです。

知っておくと話せるこんにゃくの雑学

こんにゃくは、ほとんどが水分でできている食材です。そのため低カロリーで、かさ増しにも使いやすいのが特徴です。和食ではおでんや煮物の定番として、長く親しまれてきました。

寒い時期に凍らせて乾かした「凍みこんにゃく」という保存食もあり、茨城県などで作られてきました。水で戻して煮物にすると、生のこんにゃくとは違う歯ざわりになります。家庭の冷凍庫で凍らせた場合も食感が大きく変わるため、そのまま冷凍する保存には向きません。

こうした豆知識を覚えておくと、5月29日に「今日はこんにゃくの日だよ」と話を広げやすくなります。

こんにゃくには「板こんにゃく」「糸こんにゃく(しらたき)」「玉こんにゃく」などの種類があり、料理によって使い分けられています。

こんにゃくの日以外にも、語呂合わせで決まった記念日は1年を通してたくさんあります。月別にクイズの形でまとめた記事もあるので、話のネタ探しにどうぞ。

こんにゃくに関するよくある質問(FAQ)

こんにゃくの日は毎年同じ日ですか?

はい、こんにゃくの日は毎年5月29日で固定されています。「こ・に・ゃく」の語呂合わせが由来のため、日付が変わることはありません。

こんにゃくの日は誰が決めたのですか?

日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会が1989年(平成元年)に制定しました。こんにゃくの生産者や事業者が集まった団体です。

こんにゃくの日には何をすればいいですか?

決まりはありません。産地のイベントに参加するのもよいですし、自宅でこんにゃく料理を味わうだけでも十分こんにゃくの日らしい過ごし方になります。

なぜ5月なのですか?

語呂合わせに加えて、こんにゃくの原料であるこんにゃく芋の植え付けが5月ごろに行われることも理由のひとつです。

5月29日に同じ語呂合わせの記念日はほかにもありますか?

あります。「ご(5)ふ(2)く(9)」と読む呉服の日(全国呉服小売組合総連合会)と、「こう(5)ふ(2)く(9)」と読む幸福の日(株式会社ヒューモニー)も、5月29日に制定された記念日です。数字の当て方が変わると別の言葉になるところが、語呂合わせの記念日の面白さです。

まとめ:5月29日はこんにゃくを味わってみよう

こんにゃくの日は、毎年5月29日です。「こ・に・ゃく」の語呂合わせと、こんにゃく芋の植え付け時期という2つの理由から、日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会が1989年に定めました。

  • 日付は毎年5月29日で固定され、曜日だけが年ごとに変わります
  • 由来は5と29を「こんにゃく」と読む語呂合わせと、5月の植え付け時期です
  • 制定は1989年(平成元年)で、こんにゃく業界の団体によるものです
  • こんにゃく芋の産地は群馬県に集中し、収穫までに数年かかります
  • 祝日ではないため、産地の催しの日取りは年によって前後します

産地ではこんにゃく祭りなどのイベントが開かれることもありますが、自宅でこんにゃく料理を楽しむだけでも記念日らしい一日になります。長い時間をかけて作られる食材だと知れば、いつものこんにゃくも少し特別に感じられるはずです。

5月29日は語呂合わせと植え付け時期に由来するこんにゃくの日。今年はこんにゃく料理を一品加えて、記念日を味わってみてはいかがでしょうか。

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