地震や台風のニュースを見て、「そろそろ防災グッズを揃えたい」と思っても、いざとなるとどこで買えるのか迷いますよね。実は防災グッズは、ホームセンターや100均、ドン・キホーテ、通販まで、身近なお店で手に入ります。
この記事では、防災グッズが買える販売店を一覧でまとめ、お店ごとの売り場や特徴、そして「まず揃えたい最低限のリスト」までわかりやすく紹介します。買い物のついでに、無理なく備えを始めるための参考にしてください。
防災グッズはどこで買える?主な販売店一覧
防災グッズは、特別なお店に行かなくても、身近な実店舗と通販の両方で購入できます。まずは「どこで買えるのか」を一覧で確認しておきましょう。
買える場所を1か所に絞る必要はありません。水や非常食はスーパーやドラッグストア、ヘルメットやポリタンクはホームセンター、携帯トイレやホイッスルは100円ショップというように、品目ごとに強いお店が分かれています。家にあるものを先に確認し、足りない品目を扱う店から回ると、買い物の回数を減らせます。

実店舗で買えるお店(早見表)
防災グッズを扱う主な実店舗は、次のとおりです。それぞれ品揃えや価格帯に違いがあります。
| お店の種類 | 主な店舗例 | 特徴 |
|---|---|---|
| ホームセンター | カインズ・コーナン・DCM | 品揃えが最も豊富で価格も手頃 |
| 100円ショップ | ダイソー・セリア | 低価格で気軽に始められる |
| ディスカウントストア | ドン・キホーテ | 夜遅くまで開いていて便利 |
| 生活雑貨店 | 無印良品・ロフト | おしゃれで持ち運びやすいセット |
| ドラッグストア・スーパー | マツキヨ・イオンなど | 水・常備薬・衛生用品が中心 |
通販で買えるサイト
実店舗で見つからないときや、まとめて揃えたいときは通販が便利です。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手通販では、防災セットから個別アイテムまで幅広く取り扱っています。
また、防災用品を専門に扱う通販サイトもあります。専門店はラインナップが充実しているため、こだわって選びたい人に向いています。
注文が集中すると発送までの日数が延びるため、通販でまとめて揃えるなら平常時のうちに手配しておきましょう。送料が無料になる購入金額やまとめ買いの割引はサイトごとに条件が違うので、商品が一致していても合計額は変わります。並べて比べてから決めると無駄がありません。

近くのお店で揃わないものは、通販で補うと効率的ですよ。
店舗タイプ別|防災グッズの売り場と特徴
同じ防災グッズでも、お店によって売り場の場所や得意なアイテムが違います。ここでは店舗タイプごとに、強みと売り場の探し方を見ていきましょう。
店舗タイプの差は、品揃えの幅と1点あたりの価格帯にあらわれます。ヘルメットやリュックのように背負い心地やサイズを確かめたいものは実店舗が向き、乾電池や保存水のように規格が決まっているものは店による差が小さい品目です。売り場の呼び方も「防災用品」「非常用品」「アウトドア」などお店ごとに違うので、その表示が見つからないときは日用品や工具の棚も見てみましょう。
ホームセンター(カインズ・コーナン等)
ホームセンターは、防災グッズの品揃えが最も充実しているお店です。懐中電灯やヘルメット、ポリタンク、工具まで、ほとんどの防災用品をひととおり揃えられます。価格も比較的手頃な傾向があります。
売り場は「防災コーナー」として独立している店舗もあれば、アウトドア用品や日用品の棚に分かれて並んでいることもあります。見つからないときは、店員さんに「防災用品の売り場はどこですか」と聞くのが早道です。
100均(ダイソー・セリア)
100円ショップは、低コストで防災グッズを揃え始めたい人にぴったりです。携帯トイレ、アルミ保温シート、ホイッスル、簡易ライトなど、基本的なアイテムが100円台から手に入ります。
ダイソーには防災用品をまとめた専用コーナーが設けられている店舗が多く、まずそこを探すのがおすすめです。ただし在庫は店舗や時期によって差があるため、見当たらない場合は別の店舗や通販も検討しましょう。
ドン・キホーテ
ドン・キホーテは、防災グッズコーナーを設けている店舗が多く、非常食や懐中電灯などを取り扱っています。深夜まで営業している店舗が多いため、思い立ったときに立ち寄れるのが魅力です。
ただし品揃えや売り場は店舗ごとに差が大きいため、目当ての商品がある場合は事前に在庫を電話で確認しておくと安心です。
扱いの中心はモバイルバッテリーや乾電池、ウォータータンクといった日用品寄りのもので、ヘルメットや大型のポリタンクは置いていない店舗もあります。店舗の規模が大きいほど防災コーナーの面積も広い傾向があるため、必要な品目が多いときは大型店に絞ると回る店舗数を減らせます。
無印良品
無印良品では「いつものもしも」シリーズとして、コンパクトでデザイン性の高い防災セットを展開しています。リュックタイプの持ち出しセットもあり、玄関や寝室に置いても景観を損ねにくいのが特徴です。
セットは、必要最小限の「携帯セット」から、リュック入りの「持ち出しセット」、自宅用に充実した「備えるセット」まで、用途に応じて複数のタイプが用意されています。価格は時期や仕様の見直しで変わるため、最新の金額は公式サイトや店頭で確認してください。普段の生活になじむデザインで備えたい人に向いています。
ドラッグストア・スーパー
ドラッグストアやスーパーは、水・非常食・常備薬・衛生用品といった消耗品を補充するのに便利です。普段の買い物のついでに、保存水やレトルト食品を少しずつ買い足していけます。
本格的な防災セットの取り扱いは少なめですが、ローリングストック(日常的に使いながら備蓄する方法)の入手先として活用しやすいお店です。
保存水や長期保存のパン、レトルトのおかゆなどは、防災コーナーではなく飲料や食品の棚に普段の商品と並んでいることが多い品目です。ウェットティッシュや紙おむつ、生理用品といった衛生用品も同じ売り場で買い足せるので、週に一度の買い物で1品ずつ足していく形にすると出費が分散します。
通販で防災グッズを買うメリット・選び方
「お店を回る時間がない」「一度にまとめて揃えたい」という人には、通販がおすすめです。通販ならではのメリットと、セット品か個別購入かの選び方を整理します。
通販の強みは、実店舗の棚に並びにくいサイズや容量まで選べることです。10リットル以上のウォータータンク、5年保存のパンの缶詰、アルファ米の箱買いなど、まとめ買いを前提にした商品は選択肢が広がります。一方で、実物の大きさや重さは写真だけでは分かりにくいため、商品ページに書かれた寸法と重量の数字も必ず見ておきましょう。
セット品と個別購入はどっちがいい?
初めて備える人には、必要なものがひとまとめになった防災セットが手軽です。何を入れればいいか迷わず、リュックごと玄関に置いておけます。一方で、すでに持っているものと中身が重なることもあります。
すでに懐中電灯や水を持っている人や、家族構成に合わせて細かく選びたい人は、個別購入のほうが無駄がありません。下の表で違いを確認してみましょう。
| 項目 | セット品 | 個別購入 |
|---|---|---|
| 手軽さ | ◎ すぐ揃う | △ 自分で選ぶ手間 |
| 無駄の少なさ | △ 重複しがち | ◎ 必要な分だけ |
| 向いている人 | 初めて備える人 | こだわりたい人 |
通販がおすすめな人
通販は、商品の説明や仕様をじっくり比較してから選べるのが強みです。重いポリタンクや大量の保存水も、自宅まで届けてもらえます。次のような人は通販を活用すると効率的です。
- 近くに大型店がなく、お店を回るのが大変な人
- 水や非常食など、重いものを買い足したい人
- セット品で一気に備えを整えたい人
反対に、頭に合わせて選びたいヘルメットや、履き慣れた形を選びたい避難用の靴は、店頭で試してから買うほうが失敗が少なくなります。通販と実店舗のどちらかに寄せず、重いものとかさばるものは通販、身につけるものは店頭という分け方をしてもかまいません。
まず揃えたい!最低限の防災グッズリスト
防災グッズは数が多く、すべてを一度に揃えるのは大変です。まずは「逃げるときに持ち出すもの」と「自宅にストックするもの」に分けて、最低限から始めると無理がありません。
以下は、首相官邸や消防庁などの公的機関が備えの例として挙げている品目を参考にしたリストです。必要なものは家庭の状況によって変わるため、目安として活用してください。
持ち出し用と備蓄用では、選ぶときの条件が違います。持ち出し用は「軽さ」と「すぐ取り出せること」、備蓄用は「量」と「保存期間の長さ」がそれぞれの軸になります。飲料水ひとつ取っても、持ち出しには500ミリリットルのペットボトル、備蓄には2リットルや箱買いが向くという具合に、用途で選ぶサイズも変わります。
一次持ち出し品(すぐ逃げる用)
災害が起きてすぐ避難するときに、さっと持ち出せる軽さでまとめておきたいものです。リュックに入れて、玄関近くに置いておくと安心です。
- 飲料水(持ち運べる量)・非常食
- 懐中電灯・携帯ラジオ・予備の電池
- 携帯トイレ・ウェットティッシュ
- 救急用品・常備薬・マスク
- 軍手・ホイッスル・モバイルバッテリー
- 現金・身分証のコピー・連絡先メモ
詰め込みすぎると避難の妨げになるため、実際に背負って玄関から階段を降りられる重さに収めます。入り切らないものは自宅に残す備蓄用に回し、二段構えで分けておきましょう。季節によって必要なものも変わり、夏は塩分補給用のタブレットやうちわ、冬はカイロや防寒シートを足しておくと避難先での消耗を抑えられます。
自宅備蓄品(水・食料)
在宅で過ごす場合に備えて、自宅にもある程度の水と食料をストックしておきます。首相官邸や自治体の家庭備蓄の案内では、飲料水は1人あたり1日3リットルを目安に、最低3日分を用意することがすすめられています。
備蓄の目安:飲料水は「1人 3リットル × 3日分」が一つの目安です。家族の人数分を計算して、ローリングストックで少しずつ入れ替えながら備えましょう。
水のほかに、火や水を使わずに食べられる非常食、カセットコンロ、トイレの凝固剤なども揃えておくと、在宅避難のときに役立ちます。
防災グッズを買うときの3つのポイント
せっかく備えた防災グッズも、いざというときに使えなければ意味がありません。買うときと買ったあとに気をつけたい3つのポイントを押さえておきましょう。
3つのポイントは、手をつけるタイミングがそれぞれ違います。家族構成の確認は売り場に向かう前、中身の点検は買ったあと年に1〜2回、置き場所の共有は買って帰ったその日が目安です。カートに入れる前にこの3点を思い出しておくと、必要な数量まで含めて選べます。
家族構成に合わせて選ぶ
必要な防災グッズは、家族によって変わります。小さな子どもがいる家庭ならおむつやミルク、高齢者がいるなら常備薬や入れ歯ケア用品など、その家庭ならではの備えを加えましょう。
ペットがいる場合は、ペット用のフードやトイレ用品も忘れずに用意しておくと安心です。
人数が多い家庭ほど、同じ品目でも必要な量は一気に増えます。買い足す前に、家にあるボトルの本数と非常食の食数を数えておくと、重複買いを防げます。赤ちゃんや高齢者がいる場合は、使い慣れた銘柄でないと口にできないこともあるため、普段使っているものを少し多めに買っておく形にすると備蓄が続きます。
定期的に中身を見直す
非常食や保存水には賞味期限があり、電池やモバイルバッテリーも時間とともに劣化します。年に1〜2回は中身を点検し、期限が近いものは普段の食事で消費して買い足すローリングストックがおすすめです。
点検では、期限のほかに乾電池の液漏れ、モバイルバッテリーの膨らみ、ラジオがきちんと鳴るかどうかも一緒に確かめます。使い切ったものや古くなったものはその場でメモに書き出しておくと、次の買い物でまとめて補充できます。



「防災の日」や季節の変わり目を、点検のきっかけにすると忘れにくいですよ。
子どもがいる家庭なら、学校の避難訓練がある時期に合わせて家庭の点検日を決める方法もあります。9月の学校行事は、始業式から運動会まで一覧にしてあります。


置き場所を決めて家族で共有する
買った防災グッズは、置き場所を決めて家族全員が分かる状態にしておきます。一次持ち出し品は玄関や寝室など、靴を履いてすぐ外に出られる動線上に置くのが基本です。就寝中の地震に備えて、枕元にスリッパと懐中電灯を分けて置いておく方法もあります。
備蓄品は1か所にまとめず、家具の転倒や浸水で取り出せなくなる場合を考えて、押し入れとキッチンなど2か所以上に分散させます。通勤かばんや車の中にも、飲料水と携帯食、小型ライトくらいの最小セットを入れておくと、外出先で被災したときに動けます。置き場所を変えたときは、そのつど家族に伝えておきましょう。
よくある質問
- 防災グッズは100均だけで揃えても大丈夫ですか?
-
携帯トイレやライトなど基本的なものは100均でも揃えられます。ただし強度や容量が必要なヘルメット、ポリタンク、保存水などはホームセンターや専門店のものと組み合わせると安心です。
- 防災セットと個別購入、どちらがおすすめですか?
-
初めて備える人にはセット品が手軽です。すでに懐中電灯や水を持っている人や、家族構成に合わせたい人は個別購入のほうが無駄が少なくなります。
- 防災グッズはどこが一番安く買えますか?
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基本的なアイテムは100均、まとめ買いはホームセンターや通販のセールが狙い目です。重い水や食料は送料込みで比較すると、通販がお得になることもあります。
- 防災グッズはいつ買うのがよいですか?
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思い立ったときが買いどきですが、売り場が広がるのは9月1日の防災の日と、8月30日から9月5日の防災週間の前後です。台風の多い夏前や、生活用品を入れ替える年度替わりにも特設コーナーが組まれることがあります。水や乾電池は品薄になりやすいので、この時期を待たずに先に確保しておくと確実です。
- 非常用トイレはどこで買えて、何回分そろえればよいですか?
-
ホームセンターや100円ショップ、ドラッグストアで取扱いがあることが多く、まとめ買いなら通販も選べます。回数は東京都などの自治体の案内で1人1日5回程度が目安とされているため、人数×5回×日数で計算します。最低3日分、できれば7日分を目標にしておくと、断水が長引いたときの余裕が生まれます。
まとめ|防災グッズはどこで買えるか早わかり
防災グッズは、ホームセンター・100均・ドン・キホーテ・無印良品・ドラッグストアなどの身近な実店舗と、Amazonや楽天などの通販で購入できます。品揃え重視ならホームセンター、手軽さなら100均、まとめ買いなら通販と、目的に合わせて使い分けるのがコツです。
店の使い分けと備える順番だけ、最後に押さえ直しておきましょう。
- 大きめの用品はホームセンター、小物は100円ショップで少額から
- 水や非常食はスーパー・ドラッグストアで日常の買い物のついでに
- 重いものやセット品は通販で自宅まで届けてもらう
- 数量の目安は、水が1日3リットル×人数×3日分、トイレが1日5回×人数×日数
- 買ったあとは置き場所を家族で共有し、年に1〜2回は中身を点検する
この記事のまとめ:まずは一次持ち出し品から、最低限のものを身近なお店で揃えてみましょう。完璧を目指さず、買い物のついでに少しずつ備えを増やしていくのが続けるコツです。
「いつか揃えよう」と先延ばしにしがちな防災グッズですが、必要になるのは突然です。この記事を参考に、今日から少しずつ備えを始めてみてください。









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