高校生のお小遣い平均は月5,000円?相場と決め方ガイド

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高校生のお小遣い平均は月5,000円台|最新調査データ

結論からお伝えすると、高校生のお小遣い平均は月5,000〜5,500円です。

リクルートが2025年に全国の高校生694人を対象に実施した「お小遣い実態調査」では、月平均お小遣いは5,415円でした。同時期にPopteenが行った調査でも5,461円と、ほぼ同じ水準が報告されています。

「高校生にはいくら渡せばいいの?」と悩む保護者の方は多いですが、まずはこの5,000円台という数字をひとつの基準にしてみてください。

高校生のお小遣い平均は月5,000〜5,500円。過去3年で最も高い水準になっています。

過去3年間の推移

スタディサプリ進路の調査データによると、お小遣い平均額は以下のように推移しています。

調査年月平均額
2022年5,582円
2023年4,950円
2024年5,279円
2025年5,415円

2023年にいったん下がりましたが、2024年以降は再び上昇傾向にあります。物価上昇の影響もあり、保護者がお小遣い額を見直しているケースが増えているようです。

なお、スタディサプリ進路の調査(2024年)では、お小遣いに「満足している」と答えた高校生の平均は5,994円。「足りない」と感じている層の平均は4,246円でした。月5,000円を下回ると不満を感じやすい傾向があるといえそうです。

お小遣いの金額推移をイメージするイラスト

学年別のお小遣い平均額|高1・高2・高3で差はある?

高校生のお小遣いは、学年が上がるほど金額が増える傾向があります。

学年月平均額特徴
高校1年生約5,000円前後中学時代からやや増額
高校2年生約5,000〜7,000円交友範囲の広がりで増額
高校3年生約7,000〜8,000円受験費用や卒業行事で増額

高校1年生の特徴

高校1年生は中学時代の金額をベースにしている家庭が多く、月5,000円前後が相場です。入学直後は制服代や教材費がかさむため、お小遣いは控えめに設定される傾向があります。

高校2年生の特徴

高校2年生になると部活の遠征費や友人との外出が増え、お小遣いが上がる家庭が目立ちます。アルバイトを始める生徒も増えてくる学年でもあります。

修学旅行がある場合はお土産代や自由行動時の食事代が別途必要になるため、その月だけ追加で渡す家庭も少なくありません。

高校3年生の特徴

高校3年生は受験関連の出費が重なります。模試代やオープンキャンパスの交通費など、学習に関わる費用をお小遣いとは別枠で渡す家庭も少なくありません。卒業旅行の積み立てを始めるケースもあるため、金額が高めになりがちです。

高校生のお小遣いの使い道ランキング

高校生はお小遣いを何に使っているのでしょうか。複数の調査結果を総合すると、友人との付き合いや趣味にかける割合が大きいことがわかります。

よくある使い道トップ5

お小遣いの使い道TOP5
  1. 友達や恋人との飲食代
  2. 推し活・オタ活(グッズ・イベント)
  3. コスメ・ファッション
  4. 交通費(遊びに行くための移動費)
  5. ゲーム・アプリ課金

リクルートの調査では「削りたくない出費」の1位に「友達・恋人との飲食代」が選ばれています。高校生にとって友人との付き合いはお金の使い道として最も優先度が高いようです。

また、Popteenの調査では「推し活」「コスメ」が上位に入っており、趣味や美容への関心が高いことがわかります。男女で比較すると、男子はゲームやアプリ課金、女子はコスメや推し活に偏る傾向があるようです。

保護者が気づきにくい出費とは

見落としがちなのが、以下のような「小さな出費の積み重ね」です。

  • コンビニでの飲み物・お菓子代
  • LINEスタンプやサブスク課金
  • プリクラ代
  • 友達の誕生日プレゼント代

1回あたりは数百円でも、月に何度も重なると意外な金額になります。お小遣いがすぐなくなる場合は、こうした細かい出費を一緒に振り返ってみるとよいでしょう。

お小遣いの金額を決めるときのポイント

「平均が5,000円だから、うちも5,000円」と単純に決めるのはおすすめしません。お小遣いの適正額は家庭の収入やライフスタイルによって大きく異なります。以下の2つのポイントを押さえて、わが家に合った金額を設定しましょう。

お小遣いに含める範囲を決める

お小遣いの「平均」を比較するときに注意したいのが、何をお小遣いに含めているかという違いです。

含める派含めない派
昼食代お弁当があるので不要
スマホ通信費親が別途支払い
文房具・参考書代必要なときに親が購入
交通費定期代は別途支給

昼食代を含めている家庭なら月8,000〜10,000円でも妥当ですし、含めていなければ月3,000〜5,000円で足りるかもしれません。まずは「何を含めるか」を親子で確認することが大切です。

たとえば「お弁当を持参しているから昼食代は不要」「スマホは親名義で支払い」という家庭なら、純粋な自由に使えるお金として月5,000円が目安になります。逆に「学食で毎日食べる」「スマホ代は自分で払う」なら月10,000円前後が現実的なラインです。

家庭のルールを一緒に作る

金額を決めるだけでなく、使い方のルールも一緒に決めておくとトラブルを防げます。

ルールの例として、「前借りはしない」「足りなくなった理由を説明する」「大きな買い物は事前に相談する」などがあります。保護者が一方的に決めるのではなく、高校生本人と話し合って決めるのがポイントです。

リクルートの調査では、保護者の76.8%が「お金の使い方について今のうちに学んでほしいことがある」と回答し、その1位が「収支バランス(予算管理)」でした。お小遣いは金銭感覚を養う良い機会になるため、ルール設定を通じて「やりくりする力」を育てたいところです。

親子でお金について話し合うイメージ

お小遣いのもらい方|定額制と都度制はどっちがいい?

お小遣いの渡し方は、大きく分けて「毎月定額制」と「必要なときに都度もらう」の2パターンがあります。

スタディサプリ進路の調査では、約60%の家庭が毎月定額でお小遣いを渡していました。Popteenの調査でも「その都度必要な額をもらう」が最多で、「毎月定額」がそれに続く結果でした。

渡し方メリットデメリット
毎月定額制予算管理の練習になる急な出費に対応しにくい
都度制必要な分だけで無駄が少ない金銭感覚が身につきにくい
定額+追加制柔軟性がありバランスが良い追加の基準があいまいになりがち

金銭教育の観点では「毎月定額制」がおすすめです。限られた金額の中でやりくりする経験は、社会に出てからの家計管理に直結します。

バイトとお小遣いの両立はどうする?

高校生になるとアルバイトを始める生徒も増えます。バイト収入がある場合、お小遣いをどうするかは家庭によって判断が分かれるところです。

バイトしている場合のお小遣い相場

Popteenの調査によると、「お小遣いをもらっていない」と答えた高校生は約2割。そのうち半数以上がアルバイトをしていました。バイト収入があるためお小遣いを廃止する家庭は珍しくありません。

一方で、バイトをしていてもお小遣いを継続する家庭もあります。その場合は月2,000〜3,000円に減額するケースが多いようです。「バイト代は将来のために貯金、お小遣いは日常の出費に」と使い分けるルールを設ける家庭もあります。

バイトありの場合の目安
  • お小遣いなし → バイト代で全てまかなう
  • 月2,000〜3,000円 → 最低限の交際費として渡す
  • 従来どおり → バイト代は貯金させる方針

バイト禁止の場合の対応策

校則でアルバイトが禁止されている場合や、勉強を優先させたい場合は、お小遣いが唯一の収入源になります。

この場合は月5,000〜6,000円を基本として、テスト期間中の出費が減ることなども考慮しながら調整するのがよいでしょう。

「お手伝い報酬制」を取り入れて、家事を手伝ったら追加で渡す方法もあります。風呂掃除1回100円、料理の手伝い1回200円など、金額と内容をあらかじめ決めておくと、労働の対価としてお金を得る経験にもなります。

高校生のお小遣いでよくある質問

月1万円のお小遣いは多いですか?

平均額(約5,400円)と比べるとやや多めです。ただし、昼食代やスマホ代を含んでいる場合は妥当な範囲といえます。何を含めているかで判断が変わるため、金額だけで「多い・少ない」とは言い切れません。

お小遣い帳はつけさせたほうがいいですか?

強制する必要はありませんが、お金の流れを把握する習慣は社会に出てからも役立ちます。紙の帳簿でなくても、スマホの家計簿アプリを使えば手軽に記録できます。

電子マネーやキャッシュレスで渡してもいいですか?

最近はキャッシュレスで渡す家庭も増えています。ただし、Popteenの調査では約9割以上の高校生が現金でお小遣いを受け取っているのが実情です。キャッシュレスの場合は利用履歴で使い道を確認しやすい反面、お金を使った実感が薄くなりやすい点には注意が必要です。

お小遣いの値上げ交渉をされたらどう対応すればいいですか?

頭ごなしに断るのではなく、「なぜ足りないのか」を一緒に考える機会にしましょう。使い道を振り返ったうえで本当に必要な増額なら応じ、無駄遣いが原因ならやりくりの見直しを提案するのがおすすめです。

まとめ

高校生のお小遣い平均は月5,000〜5,500円です。学年が上がるにつれて金額も上がり、高3では7,000〜8,000円になる家庭もあります。

ただし、平均額はあくまで目安です。昼食代やスマホ代を含むかどうかで実質的な金額は大きく変わります。

大切なのは、金額そのものよりも「家庭に合ったルールを親子で決めること」です。お小遣いは子どもが金銭感覚を身につける絶好のチャンスでもあります。平均額を参考にしつつ、わが家にとってちょうどいい金額と使い方のルールを話し合ってみてください。

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