薊の花言葉と由来|色別の意味や怖い言葉も紹介

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薊(アザミ)の花言葉一覧

薊(アザミ)の花言葉は、「独立」「報復」「厳格」「触れないで」が代表的です。

美しい紫色の花を咲かせる一方で、鋭いトゲを持つアザミ。その二面性が、力強くも少し怖い印象の花言葉を生み出しました。

紫色のアザミの花のイメージ

薊の代表的な花言葉と意味

アザミの花言葉をまとめると、次のとおりです。

花言葉意味・ニュアンス
独立自分の力で立つ強さ
報復侵略者への反撃
厳格凛とした気高さ
触れないでトゲで身を守る姿
高潔人格の高さ・気品
満足自分らしくあることへの充足

西洋では「independence(独立)」「nobility of character(人格の高潔さ)」「austerity(厳格)」「misanthropy(人間嫌い)」という花言葉もつけられています。

怖いと言われる花言葉「報復」「人間嫌い」

アザミの花言葉を調べると、「怖い」という声を目にすることがあります。その理由は「報復」や「人間嫌い」といった花言葉のインパクトにあるでしょう。

ただし、これらの花言葉にはきちんとした歴史的背景があります。「報復」はスコットランドを守った伝説に、「人間嫌い」はトゲで人を寄せつけない姿に由来するものです。悪意のある意味ではないので、過度に怖がる必要はありません。

ポイント

アザミの花言葉に「怖い」イメージがあるのは事実ですが、どれも歴史や見た目に由来するもの。ネガティブな意味で使われることはほとんどありません。

薊の花言葉の由来

アザミの花言葉は、主にスコットランドの歴史的な伝説と、花そのものの特徴から生まれました。

スコットランドを救った薊の伝説

13世紀、ノルウェー軍がスコットランドに夜襲を仕掛けたことがあります。敵兵は足音を消すため、靴を脱いで裸足で進軍しました。

ところが、地面に群生していたアザミのトゲを踏んだ兵士が思わず叫び声をあげます。その声でスコットランド側は敵の接近に気づき、見事に撃退しました。

この出来事がきっかけで、アザミはスコットランドの国花に選ばれています。「独立」「報復」という花言葉も、この伝説に由来するものです。

豆知識

スコットランドでは現在もアザミが国の象徴として大切にされており、王室の紋章や勲章にもアザミのモチーフが使われています。

「触れないで」はトゲに由来する

「触れないで」という花言葉は、アザミの葉や茎に生えた鋭いトゲに由来しています。美しい花に惹かれて手を伸ばすと、トゲに刺されてしまう。そんなアザミの姿が、この花言葉を生みました。

また、ギリシア神話にも関連するエピソードがあります。大地の女神が羊飼いのダフニスに恋をしましたが、その恋は実りませんでした。悲しみを込めてアザミを創造したという伝説です。

薊の色別の花言葉

アザミには紫のほかにも白やピンク、赤などの花色があり、色ごとに異なる花言葉がつけられています。

色とりどりのアザミの花

紫の薊の花言葉

アザミといえば紫色が最もポピュラーです。紫のアザミの花言葉は「厳格」「気品」「高貴」。凛として誇り高い印象にぴったりの花言葉ですね。

紫は古くから高貴な色とされてきました。アザミの堂々とした咲き姿と紫色の組み合わせが、この花言葉を生んだのでしょう。

白・ピンク・赤・青の薊の花言葉

紫以外のアザミにも、それぞれの色にふさわしい花言葉があります。

花の色花言葉イメージ
厳格・気品・高貴凛とした気高さ
ひとり立ち・自立心清らかな強さ
権威・報復情熱と力強さ
安心・満足穏やかな安らぎ

贈り物としてアザミを選ぶなら、白の「自立心」や青の「安心」が前向きな意味で喜ばれるでしょう。

薊の名前の由来と漢字の意味

「薊」という漢字は画数が多く、読み方に迷う方も多いかもしれません。ここでは、漢字の成り立ちと「アザミ」という名前の語源を紹介します。

「薊」の漢字の読み方と成り立ち

「薊」は音読みで「ケイ」、訓読みで「あざみ」と読みます。草冠(くさかんむり)の下に「魚」と「刂(りっとう)」を組み合わせた「魝」が入った形で、トゲのある植物を表しています。

中国ではもともと地名としても使われていた漢字です。植物のアザミを指す漢字として日本に伝わり、現在の表記として定着しました。

「アザミ」の語源は?

「アザミ」という名前の由来には、主に2つの説があります。

名前の由来 2つの説

(1)「あざむ」説:古語で「驚きあきれる」を意味する「あざむ」が語源。きれいな花だと思って触ったらトゲが刺さり、驚いた(あざんだ)ことに由来する。

(2) 沖縄方言説:沖縄地方の方言でトゲを「アザ」と呼ぶことから、トゲのある植物=「アザミ」になったとする説。

どちらの説も、アザミの最大の特徴であるトゲに由来しているのが面白いところです。

薊(アザミ)の特徴と見頃の時期

アザミはキク科アザミ属の植物で、世界に250種以上が分布しています。日本でもなじみ深い野の花の一つです。

薊の基本情報

項目内容
科名・属名キク科アザミ属
学名Cirsium japonicum
原産地北半球(日本を含む)
開花時期5月〜8月
花の色紫・赤紫・ピンク・白・赤
花持ち約7日
国花スコットランド

日本で見られる薊の代表的な種類

日本にはおよそ100種以上のアザミが自生しており、地域ごとに異なる種類が見られます。代表的なものを紹介します。

  • ノアザミ(野薊):日本で最も一般的なアザミ。春から初夏にかけて咲き、道端や野原でよく見かけます
  • ノハラアザミ(野原薊):秋に咲くアザミで、ノアザミとよく似ています。開花時期で見分けられます
  • フジアザミ(富士薊):日本最大級のアザミ。富士山周辺の砂礫地に自生し、直径10cmほどの大きな花を咲かせます
  • ドイツアザミ:園芸品種として人気が高く、切り花としても流通しています

春に咲いていたらノアザミ、秋に咲いていたらノハラアザミと覚えると見分けやすいですよ。

薊は誕生花としても人気

アザミはいくつかの日付の誕生花に指定されています。自分や大切な人の誕生日に当てはまるか、チェックしてみましょう。

薊が誕生花の日はいつ?

アザミが誕生花に指定されている主な日付は次のとおりです。

  • 3月19日
  • 4月19日
  • 9月14日
  • 9月18日
  • 10月21日

誕生花は文献によって異なる場合がありますが、上記の日付が広く知られています。

薊を贈るときの注意点

アザミを誕生花として贈る場合、花言葉の選び方に少し気を配りましょう。

贈り物のコツ

「独立」「自立心」など前向きな花言葉を添えて贈ると好印象です。「報復」「触れないで」などの花言葉は、メッセージカードには書かない方が無難でしょう。

アザミは切り花としても日持ちが良く、独特の存在感があります。紫の花が好きな方や、個性的な花束を好む方へのプレゼントにおすすめです。

新しい門出を迎える方には、「独立」の花言葉を添えてアザミを贈ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

薊(アザミ)の花言葉は、「独立」「報復」「厳格」「触れないで」が代表的です。「報復」や「人間嫌い」といった怖い印象の花言葉もありますが、スコットランドの歴史やトゲという特徴に由来するものでした。

色別では、紫が「厳格・気品」、白が「自立心」、赤が「権威」、青が「安心」と、それぞれ異なる意味を持ちます。

鋭いトゲの奥に凛とした美しさを持つアザミ。花言葉の由来を知ると、この花がもっと身近に感じられるのではないでしょうか。

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