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ボールペンのインクが出ない!今すぐ試せる復活術5選【安全な順に解説】

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「さあ書こう」と思ってペンを手に取った瞬間、インクが出ない。中身を見るとインクはまだ残っているのに、なぜか線が引けない…。こんな経験、一度はあるのではないでしょうか。

急いでいるときに限ってこういうことが起きるんですよね。でも、そのまま捨ててしまうのはちょっと待ってください。実は、家にある身近なものを使って、書けなくなったボールペンを復活させられることが多いんです。

この記事では、インクが出なくなる原因から、すぐに試せる対処法、さらには普段から気をつけたい保管方法まで、まるっとお伝えします。対処法は「ペンへのダメージが少ない順」に紹介しているので、焦らず上から順番に試してみてくださいね。

目次

そもそもなぜ?インクが出なくなる4つの原因

対処法を試す前に、まずは「なぜインクが出なくなるのか」を知っておくと、より効果的に対応できます。主な原因は大きく分けて4つあります。

1. インクの通り道に空気が入り込んでいる

ボールペンは、ペン先にある小さなボールが回転することで、内部のインクを紙に転写する仕組みになっています。ところが、ペン先を上に向けた状態で書いたり、カバンの中で振り回されたりすると、インクの途中に空気が入り込んでしまうことがあります。

この空気の層がインクの流れを邪魔して、ペン先までインクが届かなくなってしまうんですね。見た目ではわかりにくいのですが、実はこれが最もよくある原因のひとつです。

2. ペン先でインクが乾いて固まっている

しばらく使わずに放置していたボールペンで起きやすい現象です。特にキャップを閉め忘れたり、ノック式でペン先を出しっぱなしにしていたりすると、ペン先のインクが空気に触れて乾燥し、固まってしまいます。

固まったインクがフタのような役割を果たしてしまい、後ろにある新しいインクが出てこられなくなるわけです。

3. ペン先に細かいゴミや繊維が詰まっている

一見きれいに見えるペン先でも、実は紙の繊維やホコリ、手の皮脂などが付着していることがあります。ボールペンのペン先は非常に精密に作られているので、ほんの少しの異物でもボールの回転を妨げてしまうことがあるんです。

普段何気なく使っているうちに、少しずつ汚れが蓄積していくパターンですね。

4. ペン先が物理的に損傷している

ペンを床に落としてしまったり、硬いものにぶつけてしまったりすると、ペン先の金属部分が変形したり、内部のボールに傷がついたりすることがあります。

残念ながら、この物理的な損傷が原因の場合は、自力での修復がかなり難しくなります。後ほど紹介する対処法を試しても改善しない場合は、替え芯の交換や買い替えを検討したほうがいいかもしれません。

復活の見込みはある?原因別の「直しやすさ」目安

せっかく対処法を試すなら、「これって直る可能性あるのかな?」という見通しも知っておきたいですよね。原因によって復活のしやすさはだいぶ変わってきます。

空気の混入が原因の場合は、復活の可能性がかなり高いです。遠心力で空気を追い出したり、試し書きを続けたりするだけで直ることも多いので、まずはここを疑ってみてください。

インクの乾燥・固着が原因の場合も、程度によりますが復活の可能性は十分あります。軽い固着なら温めるだけで溶けてくれますし、ペン先の掃除と組み合わせると効果的です。ただし、長期間放置していた場合は固着がひどくなっていることもあり、完全には戻らないケースもあります。

ゴミ詰まりが原因の場合は、丁寧に掃除すれば復活することが多いです。ただ、目に見えない細かい繊維が原因だと、完全に取り除くのが難しいこともあります。

物理的な損傷の場合は、残念ながら復活は難しいと考えたほうがいいでしょう。ペン先の変形やボールの傷は、家庭では直すことができません。この場合は替え芯の交換を検討してください。

まずは確認!お使いのボールペンの種類は?

対処法の効果は、ボールペンのインクの種類によって少し変わってきます。お手元のペンに「油性」「水性」「ゲルインク」などの表記がないか、確認してみてください。

油性ボールペン

昔ながらの、少ししっかりした書き味が特徴のタイプです。インクの粘度が高く、耐水性があるのがメリットですが、寒い場所ではインクが硬くなって出にくくなることがあります。「温める」対処法が特に効きやすいタイプです。

水性ボールペン

サラサラと軽い書き心地が魅力のタイプです。インクの粘度が低いため書きやすい反面、乾燥しやすいという弱点があります。キャップの閉め忘れには特に注意が必要で、一度乾燥してしまうと復活が難しくなることも。

ゲルインクボールペン

油性と水性のいいとこ取りをした、現在最も普及しているタイプです。発色がよく、滑らかに書けるのが特徴ですが、乾燥や衝撃にはやや弱い面があります。幅広い対処法が有効なので、順番に試してみる価値があります。

インクの種類別「出なくなりやすい条件」早見表

インクの種類によって、トラブルが起きやすい状況も違います。自分のペンがどんな条件に弱いのかを知っておくと、予防にも役立ちますよ。

油性ボールペンは、低温環境での使用と長期間の放置に注意が必要です。冬場の車内や冷房の効いたオフィスなど、気温が低い場所ではインクの粘度が上がって出にくくなります。また、インクの粘度が高いぶん、一度固まると溶かすのに手間がかかることもあります。一方で、キャップの閉め忘れには比較的強いタイプです。

水性ボールペンは、乾燥に最も弱いタイプです。キャップやノックの戻し忘れは致命的で、短時間でもペン先が乾いてしまうことがあります。低温には比較的強いですが、とにかく「使ったらすぐフタをする」を徹底するのが大切です。

ゲルインクボールペンは、乾燥と衝撃の両方に注意が必要です。水性ほどではありませんが乾燥には弱く、また空気の混入も起きやすい傾向があります。持ち運びの多い方は、ペンケースに入れてカバンの中で暴れないようにするのがおすすめです。

安全な順に試そう!インク復活のための5つの対処法

ここからは、実際にインクを復活させるための対処法を紹介します。ペンへの負担が少ない方法から順番に並べているので、1番から順に試してみてください。途中で書けるようになったら、それ以上試す必要はありません。

対処法1:ティッシュや紙の上でぐるぐる試し書きする

最も簡単で、最初に試すべき方法です。ペン先のボールが一時的に固着しているだけなら、軽く動かすだけで復活することがあります。

やり方はシンプルで、ティッシュペーパーや不要な紙の上で、「の」の字や円をゆっくりぐるぐると描くだけ。このとき、力を入れすぎないのがポイントです。ボールを優しく転がすようなイメージで、焦らずゆっくり動かしてみてください。

しばらく続けて、かすれながらもインクが出てくるようなら、復活の兆候です。そのまま続けていると、スムーズに書けるようになることが多いですよ。

対処法2:ペン先を温めてインクを柔らかくする

低温や乾燥で固まってしまったインクを、熱で溶かして流れをよくする方法です。油性インクやゲルインクに特に効果が期待できます。

お湯を使う方法と、ドライヤーを使う方法があるので、やりやすいほうを選んでください。

お湯を使う場合は、コップなどに40~60度くらい(お風呂よりちょっと熱いくらい)のお湯を用意します。熱湯は絶対に使わないでください。ペン先だけを1~2分ほど浸したら、取り出してティッシュで水分をしっかり拭き取ります。インクが柔らかいうちに、不要な紙の上で試し書きをしてみましょう。

ドライヤーを使う場合は、インクが飛び散っても大丈夫なようにティッシュでペン先を軽く覆い、10cm以上離した位置から温風を10~20秒ほど当てます。一箇所に集中して当てすぎるとペンが変形する恐れがあるので、少し動かしながら温めるのがコツです。

対処法3:遠心力で空気を追い出す

インクの途中に入り込んだ空気を、遠心力を使ってペン先方向へ押し出す方法です。周囲に人や物がないことを確認してから行ってください。

ペンをしっかり握って、ペン先を下に向けた状態で腕を2~3回強く振り下ろします。手首のスナップで振るのではなく、腕全体を振り下ろすイメージで行うと、ペンが手から抜けにくく安全です。

振り終わったら試し書きをして、効果を確認してみてください。一度で効果がなくても、何回か繰り返すとうまくいくこともあります。

対処法4:ペン先を丁寧に掃除する

ペン先に詰まった紙の繊維やホコリを取り除く方法です。地味ですが、意外と効果があることも多いです。

ティッシュペーパーか、毛羽立ちの少ない布(メガネ拭きなど)を用意して、ペン先を優しくつまみながら、ゆっくり回すように拭き取ります。もし消毒用エタノールがあれば、少量をティッシュに含ませてから拭くと、固まったインクや皮脂が落ちやすくなります。

掃除が終わったら、試し書きをしてインクの出を確認してみてください。

対処法5:息を吹き込む(水性ペン限定の最終手段)

これは主にキャップ式の水性ボールペンで試せる、最後の手段です。インクカートリッジの後ろ側から息を吹き込んで、インクを強制的にペン先へ送ります。

ペンを分解してインクカートリッジを取り出し、後端(ペン先と反対側)にある小さな穴に口をつけて、ゆっくり息を吹き込みます。

ここで注意してほしいのが、強く吹き込みすぎないこと。勢いよく吹くと、ペン先からインクが飛び出して服や周囲を汚してしまいます。ごく弱い力で、インクがじわっと動く程度にとどめてください。衛生面が気になる方は、この方法は避けたほうがいいかもしれません。

出先や職場で困った!道具がないときの応急処置

外出先や職場で突然ボールペンが書けなくなって、お湯もドライヤーも使えない…そんな状況でも試せる応急処置を紹介します。

手のひらで温める

最もシンプルな方法です。ペン先を手のひらで包み込むようにして、30秒~1分ほど握り続けます。体温でインクがほんの少し柔らかくなり、書けるようになることがあります。特に冬場、寒い場所から暖かい場所に移動したときに試してみてください。

服やズボンの生地でペン先を拭く

ティッシュがない場合は、服の裏地やズボンのポケットの中など、比較的きれいな布地でペン先を軽く拭いてみてください。ペン先についたゴミや固まりかけのインクが取れることがあります。ただし、インクがついてもいい服で行ってくださいね。

メモ帳の端でしつこく試し書き

道具がなくても、紙さえあれば試し書きはできます。メモ帳やノートの端、不要なレシートの裏など、なんでもOK。根気よくぐるぐると円を描き続けてみてください。軽い固着なら、これだけで復活することも結構あります。

温かい飲み物のカップで温める

自販機やコンビニで温かい飲み物を買えるなら、そのカップをペン先に当てて温めるという方法もあります。直接お湯に浸けるほどの効果はありませんが、冷えて固まったインクには多少効果があるかもしれません。

これだけはNG!絶対にやってはいけない3つのこと

ボールペンを復活させようとして、かえって壊してしまうケースもあります。以下の3つは絶対に避けてください。

ライターや火で炙る

「温めればいいなら火で炙ればもっと効くのでは?」と思うかもしれませんが、これは非常に危険です。ペン先が溶けて変形するだけでなく、インクに引火したり、火傷をしたりする恐れがあります。取り返しのつかない事故につながりかねないので、絶対にやめてください。

ペン先を針でつつく

詰まりを取り除こうとして、針や爪楊枝でペン先をつつくのもNGです。ボールペンのペン先は非常に精密に作られていて、ほんのわずかな傷でもボールの動きが悪くなり、二度と書けなくなることがあります。

壁や硬いものに強く押し付ける

インクを出そうとして、壁や机に強く押し付けて書こうとするのも逆効果です。ペン先の破損に直結しますし、壁や机も汚れてしまいます。

どうしても直らないときの次のステップ

ここまでの方法を試しても書けない場合は、残念ながらペン先の物理的な損傷か、インクの深刻な劣化が考えられます。無理に直そうとせず、次の対応を検討してください。

替え芯(リフィル)を交換する

多くのボールペンは、中のインク部分(替え芯・リフィル)だけを交換できる仕組みになっています。ペン本体に記載されている型番(例:SXR-80-07など)を確認して、文房具店やオンラインショップで探してみてください。お気に入りのペン軸を長く使い続けることができますし、本体を買い換えるより経済的なことも多いです。

大切なペンならメーカーに相談する

プレゼントでもらった高価なボールペンや、思い入れのある一本の場合は、自分で無理に分解したりせず、購入した販売店やメーカーの相談窓口に問い合わせてみることをおすすめします。有償になることもありますが、きちんと修理してもらえる可能性があります。

今日からできる!インク詰まりを防ぐ保管と使い方のコツ

インクが出なくなるトラブルは、日々のちょっとした工夫で予防できます。

保管するときはペン先を横か下向きに

ペン立てに入れるとき、ペン先を上に向けて保管していませんか?この状態だと、重力でインクが下がってしまい、ペン先付近に空気が入りやすくなります。使わないときは、ペンケースに横向きで入れるか、ペン先を下にして保管するのが理想です。

書き終わったらすぐにキャップを閉める・ノックを戻す

当たり前のようで、意外とできていないのがこれ。特に考え事をしながら書いているときなど、無意識にペン先を出しっぱなしにしていることがあります。書き終わったらすぐにキャップを閉める、ノックを戻す習慣をつけて、ペン先の乾燥を防ぎましょう。

同じペンを長期間放置しない

複数のペンを持っていると、いつの間にか使わないペンが出てきますよね。でも、長期間放置するとインクが劣化したり固まったりする原因になります。たまにでいいので、全部のペンで少しだけ試し書きをする習慣をつけると、インクの流動性を保てます。

極端な温度環境を避ける

真夏の車内や、冬の屋外など、極端に暑かったり寒かったりする場所に長時間放置するのは避けましょう。特に油性インクは低温で固まりやすく、高温ではインク漏れの原因になることもあります。

よくある質問

ボールペンのインクに使用期限はありますか?

はい、あります。メーカーや保管状況によって異なりますが、一般的には未使用の状態で製造から約3年、一度使い始めたものは1~2年以内に使い切ることが推奨されています。時間が経つとインクの成分が劣化して、書きにくくなったり、かすれやすくなったりすることがあります。

お店で買う前に、書けるかどうか確認できますか?

多くの文房具店では、試し書き用の紙が用意されています。購入前に試し書きをして、インクがスムーズに出るか、書き心地は自分に合っているかを確認するのがおすすめです。特にちょっと高めのペンを買うときは、遠慮せずに試してみてくださいね。

インクが服についてしまったらどうすればいいですか?

インクの種類によって対処法が変わります。

油性インクの場合は、汚れた部分の下に布を敷いて、消毒用エタノールや除光液を含ませた別の布で上から軽く叩くようにすると、落ちることがあります。

水性やゲルインクの場合は、水と石鹸で比較的落としやすいです。ただし、時間が経つと繊維に定着してしまうので、気づいたらなるべく早く対処するのがポイント。

いずれの場合も、まずは衣類の洗濯表示を確認して、目立たない部分で試してから行ってくださいね。

復活させたペンは、また書けなくなりやすいですか?

原因によります。空気の混入が原因で復活した場合は、保管方法に気をつければ問題なく使い続けられることが多いです。ただし、インクの劣化が進んでいた場合は、また同じ症状が出やすくなることもあります。復活後も調子が悪いようなら、替え芯の交換を検討したほうがいいかもしれません。

まとめ

インクが残っているのに書けないボールペンは、多くの場合、家にあるもので復活させることができます。慌てずに、この記事で紹介した方法を順番に試してみてください。

まず原因を考えてみることが大切です。空気の混入、インクの固着、ゴミ詰まり、物理的な損傷の4つが主な原因で、それぞれ復活のしやすさが違います。空気の混入やゴミ詰まりなら比較的簡単に直りますが、物理的な損傷は難しいと覚えておいてください。

対処法は、ペンへのダメージが少ない順に試すのがおすすめです。試し書き、温める、遠心力で振る、掃除する、という順番で試してみて、途中で書けるようになったらそれ以上は必要ありません。

火で炙ったり、針でつついたりするのは絶対にNG。取り返しのつかないダメージを与えてしまいます。

そして、日頃からの予防も大切です。ペン先を横か下向きに保管する、使ったらすぐキャップを閉める、たまに全部のペンで試し書きをする。これだけでインク詰まりはかなり防げます。

お気に入りのボールペンを最後まで大切に使い切るために、この記事がお役に立てばうれしいです。

※この記事で紹介した方法を試す際は、自己責任でお願いいたします。ボールペンの破損やインクによる汚れなどが生じた場合、当方では責任を負いかねますのでご了承ください。

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